旅行の行き先に迷わない!おすすめ国内旅行テーマ5選

「最近はコロナの影響で海外旅行にも行けない」
「国内旅行行きたいけど、どこ行こう?」

旅行は好きだけど、旅行に明確な目的やテーマがなく「何とな~くどこにも行かずに過ごしてしまう」という方も多いのではないでしょうか。

ということで、(コロナ前は)47都道府県を毎週のように旅していた国内旅行好きの視点から、国内旅行を楽しむための個人的おすすめ「5つの旅行テーマ」を紹介します!

旅行のテーマや目的が明確になると、旅行の計画が立てやすくなるし、「次の週末どこ行こうかな?」とワクワクしながら過ごせること間違いなしですよ。

1.おすすめの国内旅行テーマ

JTB旅行実態調査 によると、「国内旅行の目的」として上位に挙がるのが以下の5つです。
1.おいしいものを食べること
2.温泉に入ること
3.自然景観を見ること
4.文化的な名所を見ること
5.観光・文化施設・テーマパークを訪れること

旅先で名物のおいしい郷土料理を食べたり、何も考えずに温泉でゆっくりしたり、その土地の文化を体感したり・・。どれも、旅行の醍醐味でもありますよね。
上記 「国内旅行の目的」 を満たしつつ、巡る楽しさを得られるテーマを中心にピックアップしてみました。

1.道の駅・サービスエリアめぐり

グルメ欲を満たせる道の駅やサービスエリア

旅行の楽しみは「その土地の名産品、ご当地グルメを食べること」という人も多いですよね。普段なかなか食べれないものを思いっきり食べる!それだけでも、旅気分がグッと盛り上がるってもんです。

そんなグルメ好きのあなたにオススメしたいのが、ドライブしながら「道の駅・サービスエリア」めぐり。道の駅やサービスエリアは目的地に向かう途中でたまたま立ち寄る”休憩スポット”という位置づけの人も多いと思いますが、目的地にしちゃっても良いよねという提案です。

最近の道の駅・サービスエリアには、周辺のご当地グルメが集結してたりするので、旅先でお店を一軒一軒探すよりも効率的だったりします(探すのも楽しいんですけどね)。

道の駅やサービスエリアのスタンプ帳があると巡るのも楽しい

また最近の道の駅・サービスエリアは、施設も充実。ご当地グルメはもちろん、温泉があったり、アミューズメント施設があったりして、もはや観光スポットです。道の駅・サービスエリアともに専用のスタンプ帳もあるので、各地をめぐる楽しさもありますね。

2.世界遺産めぐり

旅行に行ったら日常では味わえないような 「素晴らしい自然景観をみたい」「文化的な名所に行きたい」 という方も多いと思います。そんな人におすすめなのが、世界遺産めぐりです。
世界遺産に認定されている場所は、例外なく独自の歴史が刻まれているので、知的好奇心も満たしてくれます。

世界遺産 醍醐寺の桜並木(京都)

現在、日本国内に登録されている世界遺産は25ヶ所。
各世界遺産には多くの構成要素が含まれていて、例えば「古都京都の文化財」であれば、清水寺、醍醐寺、金閣寺など17ヶ所の寺社・お城が構成要素に含まれています。全部めぐろうとすると、それなりの日数が必要ですし、長い間、楽しめますね。

また世界遺産に登録されているスポットには、寺社・お城も多いので、次に紹介する御朱印・お城巡りとも繋がります。

3.御朱印(神社・仏閣)めぐり

旅先でその土地ならではの文化歴史を知るなら、神社仏閣めぐりもおすすめです。地域に残る伝統の祭り・文化などは、たいていその土地に古くからある神社やお寺が中心になっていたりします。

日本全国を旅したいという人にオススメなのが、「一の宮巡礼」です。
はるか昔、日本が47都道府県ではなく「◯◯国」として区切られた時代に、各国で一番格式が高かった神社を「一の宮」といいます。

例えば
・武蔵国(埼玉・東京)・・武蔵一宮氷川神社(さいたま市)
・山城国(京都)・・上賀茂神社、下鴨神社(京都市)
・出雲国(島根)・・出雲大社
といった感じです。

各都道府県に一社以上あるので、全国を旅する際のテーマとしてはうってつけです。一の宮専用の御朱印帳もあり、御朱印を頂きながら旅するのも楽しいですよ。一の宮巡礼は神社巡りですが、お寺をめぐる巡礼もあります。

清水寺、醍醐寺など関西の著名なお寺をめぐる「西国三十三所めぐり」

四国なら「四国八十八か所」、関西であれば「西国三十三所」、関東であれば「坂東三十三所」といった番号が付いた特定のお寺をめぐる巡礼です。
決められたお寺を全て巡ることを「満願」といい、満願証明書などを頂ける霊場もあります。「霊場巡り」は専用の御朱印帳があるケースも多く、行くお寺も決まっているので「どこ行こうか?」と迷わずに済むのもポイントです。

4.お城めぐり

世界遺産「姫路城」

世界遺産・神社仏閣同様、「その土地ならではの文化や歴史」を学べるのがお城。
日本の都市はかつてお城があった場所(城下町)を中心に形成されている事も多いですし、地域で古くから親しまれた郷土料理を楽しめる事も多いです。
さらに、お城は大阪城、弘前城など桜の名所だったり、景色が良い所も多いので旅気分を味わえます。

日本100名城専用のスタンプ帳

お城をめぐる際におすすめなのが、「日本100名城」、「続日本100名城」めぐり。
「名城」とされるお城が各都道府県から一つ以上選ばれていて地域に偏りがないので、旅好き、ドライブ好き、ツーリング好きの目的地としてもおすすめです。

専用のスタンプ帳があり、各お城に設置されているスタンプを押していくスタンプラリーもあります。スタンプを少しずつ埋めていく作業も楽しさの一つです。あなたが住んでいる地域にはどんなお城があるでしょうか?

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5.温泉めぐり

伊香保温泉(群馬県)の石段

国内旅行の目的として、上位に食い込んでくるのが「温泉」。
特に何をするという事でもなく、一人で温泉に入ってただボーッとしたり、仕事やプライベートの計画を立てる為に温泉に行くのも良いですし、友達とワイワイ過ごすのも良いですね。

温泉は日本全国にあり、温泉選びの参考になるのが以下のものです。

日本百名湯
日本経済新聞に掲載され、書籍にもなった「日本百名湯」。鬼怒川温泉、草津、箱根、熱海など有名所の温泉が選ばれています。

にっぽんの温泉100選
観光経済新聞社主催で選ばれた100選。温泉街の雰囲気、見どころ、泉質、食文化などの観点からランキング形式で選ばれています。

日本の秘湯
有名な温泉はかなり行ったけど、観光地化してない小さな温泉宿で静かに過ごしたいという方には「日本の秘湯」めぐりもおすすめです。

「日本秘湯を守る会」の会員になっている温泉宿をめぐる専用のスタンプ帳もあります。有効期限内に10個集めると、過去10泊の中から一軒選んで1泊2食付きの宿泊ができるというもの。ガイドブックも販売されています。

まとめ

国内旅行をする際に、個人的なおすすめの国内旅行テーマ5つをお伝えしました。

旅行に行きたいけど、特に目的やテーマがない・・そんなときはこの記事で紹介したテーマを参考に、実際に旅に出てみることをおすすめします。そうすると「こんな経験したかった!」とか「これは楽しい!」と思うようなことが何かしら見つかるはずです。

そこから、自分好みの旅行テーマを少しずつ掘り下げてみてはいかがでしょうか。
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです!

この記事を書いた人

ハトピー

御朱印めぐり・お城めぐり・国内旅行・野外ロックフェス好きなアラフォーのおっさん。御朱印・旅行関連のメディアを複数運営しています。あ、ハト胸です。