効果と使い方を徹底紹介!万能すぎる天然オイル「ヒバ油」

冬のこの時期、我が家では暖房とともに加湿器がフル稼働しています。ただ、この加湿器ですが、ひとつ悩みがありました。それは、水を入れる部分がカビやすいことです。みなさんはこんな時、どうしてますか?

この手強いカビを抑えるのに筆者が出会った救世主が「ヒバ油」です。友人から、おすそ分けしてもらった小瓶があったのです。殺菌効果があると聞いていたので、早速水の中に数滴落としてみたら、何やら新築の家の匂いが。香りはヒノキに似ています

では、問題のカビは?

使い始めてしばらく経っても、一向にカビの気配はありません!恐るべしヒバ油パワー!

今回は、そんな万能すぎる天然オイルのヒバ油を紹介します。まるで森林の中にいるような自然の香りで癒されるだけでなく、さまざまな効果が期待できるヒバ油。実はこの魔法のようなヒバ油は、私たち日本人には馴染み深いものなんです。まずはそこから紹介しましょう。

ヒバ油は、ヒバという木から抽出される天然のオイルです。ヒバはそのほとんどが青森県に生息しています。ヒバ油=青森産というイメージの人もいらっしゃるのでは。

ヒバ
ヒバ

年々、伐採量も減ってきており、大変貴重な資源です。このヒバには他の樹種よりも、カビを生やさない、腐りにくい、虫をよせつけないなどの特性があり、その昔、平泉の中尊寺金色堂もこのヒバの木で建立されました。900年経った今もなお、ほとんど材質に変化がないという大変優れた木材なのです。

今では、すっかりハマってしまったヒバ油。香りを楽しみ、カビ予防、消臭などにも利用しています。この記事では、そんなヒバ油の効果から使い方、注意事項、おすすめの商品などを幅広く紹介していきます!

中尊寺金色堂
中尊寺金色堂

ヒバ油の効果と使い方

ヒバ油には、さまざまな効果が期待できます。これは、ヒバに多く含まれる「ヒノキチオール」等の薬効成分のおかげです。実は、この「ヒノキチオール」が抽出できるのは、ほとんどが青森ヒバのことなのです。ここでは、さまざまな効果とその使い方を紹介します!

ヒバ油の6つの効果

抗菌効果あり!匂いだけでも効果発揮!カビも防止

ヒバ油の抗菌効果
ヒバ油の抗菌効果

ヒバ油は、カビなどの菌に対する抗菌作用があります。これが、ヒバに含まれるヒノキチオールなどの成分によるものです。木材などにも、このヒバ油をこすりつけるだけで、カビを防ぐ効果があります。匂いだけでも抗菌効果があるといわれています。

防虫効果!シロアリ、ダニ、蚊やゴキブリなど嫌われ者の虫を寄せつけない

シロアリなど害虫に強い
シロアリなど害虫に強い

シロアリやダニ、蚊やゴキブリなど害虫を寄せつけない効果も発揮するヒバ油。家を建てる時の木材に使われるのはもちろん、水で薄めてスプレーなどに詰めて虫よけなどに使うこともできます。濃度によっては殺虫作用もあるので、用途によって使い分けることができます。

防湿効果も!内装材やまな板など加工商品も人気!

まな板
まな板

日本は湿気の多い国です。ヒバに含まれるヒノキチオールがここでも効果を発揮し、湿気に強い木材として知られています。日本の家屋の内装材、まな板などに重宝されることが多い木材です。

水に強く、腐りにくい!防腐効果!

800年前に青森県下北半島・猿ヶ森を襲った大津波。この津波により、ヒバが埋没林となりました。しかし、この埋没林の調査で、埋もれ木が腐朽していたのは表面の2センチだけ。それ以外に損傷はなかったのです。このことからも水に強く、腐りにくいことが証明されました。

消臭・脱臭効果!下水、生ごみ、トイレなど臭いの気になるところに

トイレの消臭
トイレの消臭

抗菌作用が強いヒバ油は、菌の繁殖による悪臭にも効果を発揮します。菌の繁殖を抑えながらの消臭効果、独特な木の香りが悪臭を消し去る脱臭効果があります。臭いに関しても効果てきめんです。

香りにはリラックス効果も!緊張を和らげ、心が落ち着く

ヒバのチップ
ヒバのチップ

ヒバの木は香木とも呼ばれ、非常に強い香りを放ちます。ヒバから抽出したヒバ油の香りには緊張を和らげる効果があるといわれています。そのことで心を落ち着かせ、よりリラックスすることができます。

ヒバ油の7つの使い方

強い味方!カビや雑菌を寄せつけないヒバ油の使い方

ヒバスプレー
手作りヒバスプレー

ふだん使いのカビや雑菌の防止には、スプレータイプにすることで使いやすくなります。ヒバスプレーは自分で作ることができます。

ヒバ油と無水のエタノール、水、スプレーボトルを用意します。エタノールと水を1:4の割合でスプレーに。そこにヒバ油を5~10滴ほど入れてよく混ぜます。これで出来上がりです。カビなどの菌が気になるところに吹きかけてください。

こんなところも!洗濯機の抗菌、消臭にヒバ油の使い方

洗濯機にもヒバ油
洗濯機にもヒバ油

実は毎日の洗濯の際に、ヒバ油を使うのはとってもおすすめです。ヒバの抗菌・消臭作用は、洗濯物にも効果が発揮されると同時に、洗濯機の抗菌、消臭も期待できます。洗濯するときに、数滴たらすだけでOKです。

靴箱やトイレを脱臭!効果的なヒバ油の使い方

靴箱にもスプレーするだけ
靴箱にもスプレーするだけ

靴箱やトイレの消臭・脱臭剤など市販の商品がいくつも出ていますが、ヒバ油で代用することができます。スプレータイプですと、スプレーするだけなので簡単です。臭いをなくすだけなく、いい香りもして一石二鳥ですね。

お子さんにも安心!天然の防虫剤にもなるヒバ油の使い方

虫よけにも
虫よけにも

ヒバ油を使ったスプレーを作ってしおけば、虫よけスプレーとしても使用できます。天然素材なので、直接身体に吹きかけても安全です。お子さんにも使えます。ただし、口から体内に入らないよう気をつけてください

ペットのためにできること!ノミやダニから守るヒバ油の使い方

愛犬にも
愛犬にも

愛犬をノミやダニの害虫から守ってあげることもできるヒバ油。同時に臭いへの対策もできますね。犬の場合は、シャンプーする際に、数滴落としてみてください。人間同様、あまり多く使いすぎないよう注意しましょう

まるで森林浴!入浴剤としてのヒバ油の使い方

入浴剤としても
入浴剤としても

お風呂でのリラックス効果を期待して入浴剤の代わりに入れることもできます。その際には、ヒバ油をバスタブに3~5滴ほど落とし、よくかき混ぜてからお湯に浸かりましょう。入れる量が多すぎると肌への刺激が強すぎることがあるので、5滴以下にしてください。

ぐっすり眠れる!アロマ効果で良い睡眠をとるためのヒバ油の使い方

ディフューザーを使えばアロマオイルにも
ディフューザーを使えばアロマオイルにも

ヒバ油をアロマオイルとして使用する際には、アロマランプやディフューザーなどを使ってお部屋全体に香りが行きわたるようにしてください。3~6滴ほどがベストです。アロマ効果で良質な睡眠がとれることでしょう。

ヒバ油の注意点!

ここまで、ヒバ油の効果とその使い方を紹介しました。自然の力の凄さを改めて感じますよね。精油は木材に含まれている物質を濃縮しているため、使用を誤ると、身体に害を及ぼすこともあります。ここでは、ヒバ油を使用する際の注意点を紹介します。使用の際には、必ず確認してください。

注意点①:原液を直接皮膚につけない

皮膚につけない
皮膚につけない

直接皮膚に原液をつけると刺激が強すぎます。薄めて使用することが大切です。もし、誤ってついてしまった時は、すぐに清潔な水で洗い流してください。肌に異常がみられる場合は、すぐに医師の診察を受けましょう。

注意点②:精油を飲用しない

飲用しない
飲用しない

精油は飲まないでください誤って飲んでしまった場合は、口の中に精油が残っていれば、すぐに水ですずきます子どもが誤飲した場合は、吐かせずに、すぐに医師の診察を受けてください。受診の際次の対応ができるとベストです。誤飲した精油を持っていく、もしくは精油の名前と飲んだ量を明記ておきます。これらの情報を医師に渡してください。

注意点③:精油を目に入れない

目に入れない
目に入れない

精油を目に入れることは避けてください。目は皮膚よりも敏感です。精油がついた手で目をこすることも注意しましょう。もし精油が目に入ったときは、すぐに水で洗い流すか、速やかに医師の診察を受けてください。その際に、決して目はこすないように注意しましょう。

注意点④:火気に気をつける

火に近づけない
火に近づけない

キッチンなど火の近くで精油を使うことは避けましょう。また、精油を用いて作ったもの(スプレーなど)の使用も避けてください。

注意点⑤:幼い子どもやペットの近くに置かない

子どもやペットの近くに置かない
子どもやペットの近くに置かない

誤って口にしてしまうことや触ってしまうことを避けるため、子どもやペットのそばに置かないでください。

また、以下の人たちが使用することは注意してください。基本は医師に相談してから使用することがベストです。

  • 医師の治療を受けている人、薬を処方されている人
  • お年寄りや既往歴のある人
  • 妊娠中の人
  • 子ども(3歳未満は芳香浴以外の使用はしない。3歳以上は大人の10分の1~様子をみて、最大でも2分の1にとどめる。)
  • 皮膚の弱い人

そのほか、「精油の保管について」「注意すべき精油」などの項目でも注意が必要です。

AEAJ(公益社団法人日本アロマ環境協会)では、精油の安全に使うための注意点を掲載しています。詳しくは以下のサイトをご確認ください。

ヒバ油のおすすめ商品

天然オイルの青森産ヒバ油は、数多くの商品が出ています。その中から、筆者がこれはと思うものをいくつか紹介します。

産地直送!青森ひば油/株式会社龍飛観光

現在、筆者が使っているヒバ油です。最初は友人に少し分けてもらい使い始めたところ、すっかりハマってしまいました。今では直接購入しています。

黒にんにく青森ひばは道奥美女

青森の特産品を扱うショップのオリジナル商品。クチコミの評価も高い商品です。お試しサイズもあります

青森ヒバ専門店「ひばや」

青森ヒバの専門店です。ヒバ油はもちろん、ヒバのまな板、お風呂用品などヒバ製品各種を扱っています

まとめ

ヒバ油の効果から使い方まで、まとめて紹介しました。ヒバ油のすごいパワーをおわかりいただけましたか。

改めてまとめると、ヒバ油の効果は、カビを生やさない、腐りにくい虫をよせつけないこと。使い方は用途によって異なります。

原液をそのまま数滴使うこと、原液を薄めてスプレーボトルにつめて使うこともできます。さらに、アロマオイルとしてのリラックス効果も期待でき、本当に万能です。

ご興味のある人は、一度試してみてはいかがでしょうか。そして、ぜひご自分なりの使い方をみつけてみてください!

この記事を書いた人

kayser

元映画業界在籍。現在は一児の母で、エンタテインメント中心の記事を執筆するWEBライター。最近はマンガ記事多数。映像企画やオンラインセミナーのサポートなどもやっています。
2021年より、映画ライターの松弥々子さんと「犬猫映文館」を立ち上げ、noteを始めました。