まだまだ自粛ムードな2021年夏休み。自宅で過ごす子ども達の対策に頭を抱えている人も多いと思います。
我が家も同じく、”元気モリモリ大怪獣”4歳の姪っ子がいるので、「夏休みなにしよう」状態です。
そこで、いろいろ調べて行き着いたのが「トイカメラ」!キッズカメラとも呼ばれる「子ども用のカメラ」です。子どもって、スマホ好きですよね。カメラも好きですよね。「大人と同じもの」欲しがりますよね。
というわけで、早速購入して4歳の姪っ子にプレゼントしてみました!
結果的に大成功だったので、ぜひ夏休みのアイテムとして参考にしてみてください。
2021年最新のトイカメラはこんなにすごい!
子ども用のトイカメラを調べていると、価格帯が2,000円~15,000円程度まであり、ピンキリであることがわかりました。オモチャとはいえ「全部しっかりデジカメ」です。たくさん比較検討した中で最後まで迷ったトイカメラを紹介させていただきます。
DROGRACE キッズカメラ 1080P 防水 IP68対応
GoProを彷彿とさせるフォルム・機能ですごく気になりました。防水・防塵はもちろん、タイマーや顔認識露出補正まで付いて、価格も3,500円程度とお手頃です。
かなり迷ったのですが、我が家のマイナスポイントとなった理由は、マイクロSDが別売りだったから。別売りで買うとなると、追加で1,000~1,500円必要になるため残念ながら予算オーバーとなりました。
ClickingDYS D13 2600万画素 子供用デジタルカメラ
ひとめ見て「かわいい!」と思ったトイカメラです。でもお値段が可愛くなかった・・・。なんと7,500円超え。
それもそのはず、画質は2,600万画素、タイムラプスや8種類のカラーフィルターも使えて、32GBのマイクロSD付属です。やはり「画質」によって価格が大きく変わるようです。
BlueFire 子供用カメラ 水中10m防水機能 800万画素
最終的に我が家は選んだのはコチラ!BlueFireというカナダのメーカーの製品です。このトイカメラを選んだ理由は以下の通り。
- 予算が3,000円前後だった(購入時のAmazon価格:3,299円)
- 256MのマイクロSD付属
- 完全防水仕様
- 機能が単純で使いやすそう
- 姪っ子はピンクが大好き(←重要)
Amazonの口コミを見ている限り、かなり頑丈そうだったというのもあります。というのも姪っ子は「ぶつける」「振り回す」「破壊する」の三拍子が揃った超ヤンチャ盛りだから。
それでは、レビューいってみましょう!
【本気レビュー】トイカメラを4歳の姪っ子に使ってもらった
Amazonで注文してから、中2日で届きました。発送が早いのもありがたい♪開封から、装備品の紹介、機能について順番にご紹介していきます。結論から言いますが「超オススメ」です!
パッケージ・付属品
まずパッケージは、かなり頑丈な黄色い箱になっていました。4歳の子ではひとりで開けられないぐらい、しっかりとした構造です。デザインがプレゼント仕様になっているのも可愛い。
続いて付属品の紹介です。「カメラ本体」「首かけ用ストラップ」「充電ケーブル」が入っています。わかりづらいのですが、写真の赤矢印のレンズ部分にフィルタが付いていますので、取り忘れに注意してください。(私は全然気づかす使っていました・・・)
うさぎさんやクマさんの可愛いシールが入っていました!これはめちゃくちゃ喜ぶ。カメラ本体がシンプルなので、本体にペタペタ貼って使うみたいです。
日本語の説明書も入っていて、操作に迷うことがなく安心。こういうのって大体英語表記onlyですもんね。
カメラ本体
めちゃくちゃ可愛くないですか?レゴブロックのようなデザインがちゃんとオモチャっぽさを出していて、黄色とピンクのバランスも良くてセンスがいい。すっごく可愛い(しつこい)
外側のクリアケースは、パッキンが入った防水仕様になっています。取り出しも単純で、横についている黄色のプラスチックのロックを外すだけ。このロックが頑丈で、4歳の子どもには開けることができなかったのも高ポイント!勝手にケースを開けて無くしたり、壊したりすることがないので心配が減ると思いました。
800万画素の画質を検証
気になる「800万画素」という画質を検証してみました。左の写真が、iphoneXRで撮影したもの、右の写真がトイカメラで撮影したものです。ほぼ同時刻、同じ場所でグラスを撮りました。
正直、お世辞にも「画質が良い」とは言えません。
でも、子どもが使うものであり「キレイに撮る」のが目的ではなく「撮って楽しむ」のがトイカメラだと思っているので、十分です。むしろ、3,000円程度でデザインも可愛くて多機能で、写真が撮れるならコスパとしては申し分ないと思います。
20種類以上のフィルタ機能
子どもが喜ぶこと間違いなしの「フィルタ機能」に驚きました。買う前にチェックしていたので、フィルタがあることは知っていたのですが、まさかココまで種類豊富だとは!
搭載されているフィルタを全て撮ってみました。カラーフィルタは「セピア」「モノクロ」「ホラーっぽい」の3種類。プリクラのようなイラストフレームが20種類。これはなかなか飽きないと思います。
「なんで被写体をグラスにしたんだ・・・」と後悔したのは秘密です(笑)
4歳の姪っ子にプレゼントしたときの反応
お待たせしてスミマセン。やっと4歳の姪っ子にプレゼントします!
ご覧のとおり、大はしゃぎでした(笑)ママを撮って、おばあちゃんを撮って、犬を撮って扇風機を撮って、エアコンを撮って。もう全部が楽しくてとにかく連写!これだけ喜んでもらえるとプレゼントしがいがあります(笑)
プレゼントした後に気づいたのですが、実はこのトイカメラ「6歳以上」のオモチャだったにも関わらず、全く問題なく使ってくれていました。子どもって物覚えが本当に早い!
気になっていた「頑丈さ」についても、あげた瞬間落としていましたが何ともありませんでした。首からかけていれば、よっぽどのことが無い限り落とすこともないですし、心配しなくていいかな?
4歳児が使用して気づいた注意点は「1つ」だけ
実際に姪っ子に使ってもらった結果、気になったこともあるのでお伝えします。
ここは多機能が仇になっているのですが、「写真のサイズ」「使用言語」「タイムスタンプのON/OFF」「シャッター音の音量」など、このカメラには多くの設定画面があります。画像の赤矢印ボタンを押すと設定画面が開きますが、これをロックする方法がありません。
「設定画面を開く」「写真を撮る」以外に、「フィルタを選択する」「撮った画像を確認する」ボタンもついています。我が家の場合は30分ほど使い方を教えたあとは自分で勝手に覚えて、自由に使えていました。このあたりの細かい設定があるのは「6歳以上のオモチャだな」という印象を受けました。
旅行に行けない夏休み、でもトイカメラがあればこんなに楽しい!
実際に1週間使ってみたあとに、トイカメラのメリット・利用方法について考えてみました。
「自分のカメラ」というだけで子どもは嬉しいもの
姪っ子のはしゃぎようで確信。やっぱり、子どもは「自分のカメラ」というだけで十分喜んでくれます。普段はママのデジカメやiphoneを使っては落とし怒られギャン泣きし・・・というところを見ているので、自由に使えるカメラというのは本当に嬉しそうでしたね。
「自由に撮れる」というのが最大の利点で、とにかく何でも撮ります。今まで制限されていた気持ちが爆発するようで、天井をひたすら撮ったり、何十枚も自撮りしたり。今までとは違った感性が育ちそうで、見ているこちらも楽しみです。
完全防水でお風呂もイベント会場にできる
完全防水で水深10メートルまで対応(!)しているとのこと。さすがに10メートルまで潜ることはそうそうありませんが、「完全防水」が本当なのか、トイカメラを水攻めにしてみました。
防水機能に関して超辛口の旦那(技術職20年)に、トイカメラをさんざん水で攻めてもらいましたが、結果まったく問題なしでした。これならジュースをこぼしても、お風呂に入れても大丈夫。庭でプールをするときにも重宝します。
撮った写真をフォトブックにして夏休みの思い出にしよう
トイカメラで撮った写真はSDカードに保存され、付属のUSBケーブルで接続するだけで簡単にパソコンへ取り込むことができます。せっかく撮った写真なので、思い出に保存しておきたいですよね。
保存のためにフォトブックにするとなれば、気になるのが画質。残念ながら解像度はすべて72dpiで、上記のとおり画像サイズを変更しても劇的な画質の改善は見られませんでした。とはいえ5120×3840pixelともなれば、紙に印刷してもそこそこなクオリティになるかとは思います。
使いやすくてオススメなのが「しまうまプリント」。1冊198円~で簡単にフォトブックが作れるので、我が家では犬のアルバムを1年ごとに印刷しています。
まとめ
というわけで、3,000円のトイカメラを4歳の姪っ子にプレゼントしたところ、大成功をおさめました!「実は6歳以上の製品だった」という失態も犯しましたが、喜んで使っているので結果オーライかなと思います。
長い夏休み、少しでも小さな子どもの暇つぶしができれば、それだけで気持ちがラクになりますよね。
もしよかったら、お試しください♪
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