ニュージーランドのお土産はこれ!定番&人気のお土産から在住者おすすめの18選を紹介

「お土産どうしよう…」
海外旅行の際に何が有名なのかわからず、お土産探しに悩む人が多いのではないでしょうか?

人気の国であればメディアで取り上げられているため、定番のお土産はわかりますが、現地の人に親しまれるものを知るのはなかなか難しいです。

そこで今回は、数ある国の中からニュージーランドに住んでいる私が、ニュージーランドを象徴するものや現地の味が味わえるものまで「お土産におすすめしたいもの」を紹介します。

ニュージーランドで親しまれる食べ物は?

ニュージーランドの食べ物
ニュージーランドの食べ物

ニュージーランドの基本の食事スタイルはイギリスと同様で、パンやジャガイモといった主食が親しまれています。

とてもシンプルな味付けのものからとても味や癖が強い食べ物まであり、日本とはまた違った食べ物であふれています。

味が濃い!インパクトが強いもの

ニュージーランドで最初に印象を受けたのが、ひとつ一つの食べ物の味が強いものが多いです。

例えばハムやベーコンも思わず白ご飯が食べたくなるくらい塩っ気が強いことがあったり、逆に甘い食べ物はひたすらに甘い味付けなど、あっさりな味付けに慣れている日本人にとっては食べ物に対して当たり外れを感じやすい理由になるひとつかと思います(甘いパンケーキやワッフルにベーコンがないと寂しいと言われる理由がわかります)。

普段の味の慣れが大きな要因ではあるかと思いますが、強くインパクトを与える食べ物がニュージーランドでは好まれています。

壮大な自然を大いに生かした食べ物

ニュージーランドは土地が広大で、酪農や農作が多く行われています。また、気候を生かしたチーズやミルクは濃厚で味が深く、野菜はとても甘くて美味しいです。

実際のところ、ニュージーランドで売られている新鮮食材のほとんどがニュージーランド産で、国や地域、気候によって食材の味が違うように、牛乳やチーズ、野菜ひとつでも味の旨味が異なります。

ニュージーランドは土地を生かした食材がふんだんに溢れており、美味しい食材が多いと言えます。

マオリ文化と共存した生活

過去にイギリスの人たちが移住してきたことでイギリスのイメージが強いニュージーランドですが、本来の原住民はマオリです。

今でもマオリの人たちとは共存しているのですが、文化を絶やすことがないようにマオリ週間の時にはマオリ文化を楽しむイベントやマオリ語が積極的に取り入れられています。

マオリの料理で定番のハンギ(土の中で野菜やお肉を蒸したもの)は普段の生活の中で食べられるものではありませんが、他のニュージーランドの食べ物と異なって塩っ気がなくシンプルな味付けです。

マオリの生活は他にも伝統がたくさんあるため、ニュージーランドを象徴するもののひとつとも言えます。

ハンギ料理
引用|100% Pure New Zealand ハンギ料理

押さえておきたい定番のニュージーランドお土産12選!

ニュージーランドのお土産
ニュージーランドのお土産

ニュージーランドに来た際に試したい食べ物やイベントがあるものの、何をお土産に持って帰るべきか悩んだり分からなかったりする人がいるかもしれません。

特にお土産を指定されない限り、何が定番で喜ばれるのか難しいことが多いです。

海外で過ごしている中で現地の食べ物や思い出を共有できるものや、お土産に持ち帰るもので定番と言われているものを以下に紹介します。

マヌカハニー

マヌカハニーは日本でも何度も耳にしたことがあるかと思いますが、ニュージーランドで多く生産されている蜂蜜です。

普通の蜂蜜よりも抗菌作用が高く、ニュージーランドでは体調がすぐれない時はマヌカハニーを舐めるといいと言われるくらい医療療法としても取り扱われています。

万能薬、そして健康効果が高い食べ物のマヌカハニーは日本で買うよりも安く手に入り、色んな人に最適で喜ばれる定番のお土産です。

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プロポリス

プロポリスという言葉を聞いたことがあるという人がいるのではないでしょうか。

プロポリスは新芽や樹木から取れる樹液や色素にミツバチの唾液を混ぜることでできる樹脂状の物質のことを指し、簡単にいうと肥満防止や老化予防、高い抗菌作用など健康効果がとても高く注目を浴びています。

マヌカハニーと効果は似てますが、プロポリスは殺菌作用がとても高いため歯磨き粉やサプリとして様々な商品で売られています。

高質で比較的価格の安いプロポリスを探しているという人にはオススメのお土産です。

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グラスフェッドバター

グラスフェッドバターは名前の通り、牧草だけをエサに食べてきた牛のミルクで作られたバターです。

牧草だけをエサにする飼育は日本では土地の狭さから難しく、ニュージーランドやオーストラリアといった土地の広大な場所で作られているため、日本にあるものはどれも輸入品で高い価格で売られています。

普通のバターと比べると上品なであっさりした味なので口当たりが軽く感じられるため、バターのこってり感が好きでなかった人には食べやすいバターです。

ニュージーランドでは缶に入ったグラスフェッドバターが売られており、お土産にも渡しやすいのでオススメです。

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ワイン

ニュージーランドワイナリーのワイン
ニュージーランドワイナリーのワイン

ニュージーランドはワインでも有名なワインの生産地で、広大な土地を生かしたワイン生産やオーガニックのワインに力を入れるなど様々なワインを見かけます。

ソービニオンブランクやリゼリングといった白ワインの生産が多いため、ニュージーランドでは赤より白ワインの方がオススメです。

日本でもヨーロッパのワインを見かけることが多いものの、ニュージーランドのワインを見かけることは少ないので、ワイン好きには嬉しいお土産ではないでしょうか。

ビール

Transit of Venus Hazy IPA
Transit of Venus Hazy IPA

ニュージーランドでは各地でビールの醸造場があり、ビール生産に実は力を入れられています。

日本ではホップの香りが強いことで定番のラガービールが多い一方で、ニュージーランドではフレーバーのあるエールービールが多く生産されています。

日本で販売されていないビールもあり、ビール好きの人にはGarage ProjectPARROTDOGのビールををお土産としてオススメです。

オールブラックスのグッズ

ラグビーファンの中でも、ニュージーランドの代表チームで有名なオールブラックスファンにとっては一番嬉しいお土産ではないでしょうか。

ニュージーランドはラグビーファンが多く、スポーツショップやAdidasでオールブラックスに関連したグッズを買うことができます。

ラグビーファンの友達や知り合いがいる人にはオススメしたいお土産です。

クッキータイム

クッキータイム
クッキータイム

クッキータイムは日本の原宿に展開されているので、もしかしたらどこかで聞いたことがあるかもしれません。

クッキータイムはニュージーランドで知らない人がいないというくらい定番のクッキーで、クッキー生地の中にチョコレートチップスが混ぜてあるクッキーからそれにアプリコットを混ぜたものなど、海外らしい味のクッキーです。

スーパーに行けば見つけることができるのですが、オススメはクライストチャーチのクッキー工場に訪れて買うことをオススメします。

工場の隣にある売店では様々なクッキーが並べられており、学生間でわいわいできる訳ありクッキーの大袋(割れたり欠けたりしているもの)が安く売られているので、お手頃かつニュージーランド定番のお土産が渡せます。

定番中の定番のお土産なので、もし何を渡せばいいかわからない人はクッキータイムがオススメです。

紅茶

実は紅茶の生産がニュージーランドでされていて、ニュージーランド内でも紅茶が有名なのはご存知でしたか?

イギリス文化ということもあり、イングリッシュブレックファーストやアールグレイが多く飲まれています。

ZEALAND TEAはニュージーランドのワイカト地方で生産されており、オーガニックで作られていることに加えて紅茶の味が上品で茶葉の見た目も豪華なので、私が試した中でもオススメです。

他にもイギリスで有名な紅茶のお店や他国生産の紅茶も紅茶好きでは親しまれているので、紅茶好きの人に合わせたものを選べるかと思います。

Whittaker’sのチョコレート

Whittaker’s
Whittaker’s

ニュージーランドで知らない人はいないというくらい愛されているチョコレートがWhittaker’sです。

定番のミルクチョコレートやナッツ系のチョコレートに加え、ニュージーランドで定番でキャラメルに近いホーキーポーキーを蜂蜜で作ったハニーポーキーフレーバーなど、チョコ好きには飽きないほどの種類があります。

他にも、ニュージーランドで有名な企業とコラボした商品があり、マヌカハニーを使ったものやコーヒー会社とのコラボ、大企業ジュースのL&Pなどニュージーランドらしさが溢れたチョコレートをお土産に渡すことができるので、ハズレのないお土産だと思います。

マーマイト

マーマイトはオーストラリアとニュージーランドで生まれ故郷の味とも言えるくらい、国民に愛されている食べ物です。

基本はパンに塗って食べるジャムの一種として使われていますが、パイに混ぜて作られたりスナックのフレーバーに使われたりと使い方は様々です。

真っ黒の見た目からどんな味かと思いますが、結構鼻にくる臭いと塩気10倍くらいのノリの佃煮のような味付けで好き嫌いは結構分かれます。

発酵させているので体にはいいと思いますが、初めての味に挑戦してみたい人やこれぞニュージーランド民の味をお土産にするのであればオススメです。

マーマイトが少し甘みがまろやかにある一方で、苦味と塩っけが強いベジマイトもあるので友達や家族でワイワイしながら試してみると面白いかもしれません。

Marmite Yeast Extract (250g) マーマイト酵母エキス( 250グラム)
Marmite

FIX&FOGG

FIX&FOGGのピーナッツバター
FIX&FOGGのピーナッツバター

Fix and Fogはローカルの人たちから人気を集めているウェリントン発祥のピーナッツバターです。

ヴィーガンや環境に優しい製品としてとても話題で、ピーナッツの食感とバター感のバランスがとても良く美味しいです。

特にsmoke and fireは辛味と燻製風味とピーナッツ感の味付けが病みつきになるので、個人的にオススメです。

他にもクッキーフレーバーやコーヒーメープルなど日本では楽しめないような味があるので、パン好きの人のお土産にいかがでしょうか。

グリーンストーン

グリーンストーンはマオリ文化で伝承されている石で、アクセサリーとして首に飾ったり装飾品として使われています。

グリーンストーンには先祖のつながりや強さ、愛情などのたくさんの意味があり、家族や大切な人など大切な人に送るにはオススメのお土産です。

シンプルなデザインから変わったデザインまであるので、お気に入りのグリーンストーンをぜひ探してみてください。

これはウケる!私がオススメしたいお土産〜番外編〜

海外旅行だと荷物の制限があって、たくさんの人に買うのは難しいから大人数で分けられるものや安く手に入るもので揃えたい人が多いのではないでしょうか。

海外と日本で同じものでも味付けが違えば楽しめたり日本では買えない商品があったりするので、スーパーでもお土産を揃えることができます。

ここからはスーパーで買っても喜んでもらえるお土産のオススメを6つ紹介します。

ポテトチップス

グリーンオニオンフレーバーのポテトチップス
グリーンオニオンフレーバーのポテトチップス

スナックのお土産は特に学生間でワイワイできる定番のお土産で、ポテトチップスは日本では買えない味があり、カジュアルに大人数でシェアできるのでオススメです。

塩っ気と酸っぱさが絶妙のソルト&ビネガーは私のお気に入りかつ色んな人に親しんでもらえる味なので一番推してますが、他にもリッチな味付けのトリュフ味、コンソメとはまた違うチキン味など選ぶのに悩むくらいたくさんの未知の味から選べます

定番そうなサワークリームもニラが入っているものがニュージーランド風で、日本ほど酸っぱくなく新しい味を楽しめます。

袋の空気が多い分荷物は少しかさばりますが、安く大人数でお土産をシェアできるので職場や学校でシェアする人にうってつけです。

チーズ

何種類もあるチーズセクション
何種類もあるチーズセクション

乳製品大国のニュージーランドで欠かせないお土産のひとつがチーズです。

日本ではスライスチーズやピザ用チーズ、パルメザンチーズといった3種類が定番ですが、ニュージーランドでは1kgのブロックチーズを買って好きな分を切り取るスタイルで食べられています。

チーズを堪能したいと思っても日本の家ではあまり機会がありませんでしたが、今ではチーズをふんだんに使って料理できます。

プロセスチーズであれば帰国時に検問の必要がないので、チーズ好きの人に家でチーズを堪能できるように1kgのチーズをお土産として渡してみるのもオススメです。

他にも、ハロウミやフェタチーズなどのナチュラルチーズはニュージーランドでオススメのものがたくさんありますが、現在では日本の持ち込みの際に動物検疫が必要なため、ナチュラルチーズを持ち帰りたい人は以下のサイトでチェックしてください。

動物検疫所
https://www.maff.go.jp/aqs/topix/dairy_products.html

フラットホワイトのインスタント

インスタントコーヒー
インスタントコーヒー

ニュージーランドでみんなが口を揃えて頼むコーヒーといえばフラットホワイトです。

日本で飲むラテやニュージーランドで頼むラテよりコーヒーの味が強いため、フラットホワイトを頼まないと本来の味を知ることは難しいかと思います。

カフェで頼むものとは少し異なるものの、スーパーでフラットホワイトのインスタントコーヒーが手に入るのでコーヒー好きの人にニュージーランドらしい経験としてお土産にするのも楽しいかもしれません。

ピーナッツ

ハニーローストピーナッツ
ハニーローストピーナッツ

「ピーナッツ!?」と思ったかもしれませんが、日本で食べるピーナッツは落花生や塩つけされたピーナッツが定番である一方で、ニュージーランドではフレーバー付きのピーナッツが好まれています

フレーバーはポテトチップスと似ており、クセになるソルトビネガーや甘みと塩気がたまらないハニーローストなど、普段の持ち歩きやお酒のお供に最適です。

日本ではフレーバーピーナッツを見つけるのは困難なので、ピーナッツやナッツ好きにお土産として渡すと喜ばれること間違いありません。(私がそうなので、ニュージーランド以外で見つけた新たなフレーバーがお土産だと嬉しいです。)

ジュース

NZらしいジュース
NZらしいジュース

コーラやスプライトといったアメリカの大企業のジュースは日本とニュージーランドで同様に売られていますが、ニュージーランドで生産されているジュースもたくさんあります。

L&P(Lemon&Paeroa)はPaeroaという地方で生まれた炭酸レモンジュースで、レモネードに近いような甘みとレモン果汁の味が楽しめる定番の飲み物はニュージーランドならではのジュースです。

また他にもGinger Beerは生姜と砂糖で作られた飲み物で、アルコールは全くなく甘辛い飲み物でどこか生姜飴に近い味ですが、BBQでは欠かせないくらいニュージーランドでは身近に親しまれています。

ジュースも海外らしいもので、スーパーだと安くで買うことができるのでお土産のひとつでして選ぶのにおすすめです。

好みが分かれるリコリス

リコリス
リコリス

リコリスはグミのようなもので、長い棒状になったものが袋に詰められて売られています。

こればかりは経験しないとわからないのですが見た目から分かるように美味しそうではなく、実際に食べてみてもタイヤのようなゴムの味にしか感じず、正直まずいというのが感想です。

それでも、現地の人たちには美味しい味として親しまれているので、ある意味ニュージーランドらしい味をお土産として楽しむのにはひとつの選択肢かと思います。

美味しい・オススメのお土産ではありませんが、ひとつの経験としてはいかがでしょうか。

どこでお土産を手に入れるのがオススメ?

ニュージーランドのキーホルダー
ニュージーランドのキーホルダー

ニュージーランドの観光大都市では観光者向けのお土産屋をいくつか見かけますが、お土産を渡す習慣がない海外の文化の違いから日本のようにたくさんお土産屋を見つけることはあまりありません。

そのため、事前にどんなお土産が欲しい・買いたいのかを調べておかないと、どこでその商品を買うことができるかわからないこともよくあります。

一番簡単で手っ取り早いのがスーパーで買い揃えるもしくは空港で探すことなので、経験上でいうと無難にスーパーで揃えてしまうのがオススメです。

もしお土産屋を見つけたら、観光客間で人気の商品が並べられていることが多いので、お土産に何を買えばいいかわからないという人はぜひ寄ってみてください。

これでニュージーランドのお土産は安心!

ニュージーランドで試すべきものは知っていても、お土産になると何がいいのか分からなかった人もこの記事を見て、どんなお土産を買って帰るか予定を立てる手助けになったでしょうか。

今でも帰国時に何が欲しいか尋ねると分からないと言われることが多く、ある程度選択肢を絞った中から選んでもらうことでお土産探しに苦労しないです。

ニュージーランドに今後訪れる予定がある人の参考になる記事になればいいなと思います。

この記事を書いた人

かわもん

ニュージーランド在住のバリスタライター。
コーヒーと山と自然が生活の基盤です。