岐阜県と聞いて「岐阜ってどの辺りだっけ?」って思った方も多いはず。
近年では漫画やアニメ、映画やドラマのロケ地などを巡る『聖地巡礼』でも取り上げられることが増えてきました。
岐阜で生まれ岐阜で育った私としては、もっと岐阜の良さを知ってもらいたい!
観光地として有名な箇所がたくさんありますが、今回はメジャーな所からディープなところまで岐阜の魅力をたっぷりとお伝えします!
岐阜ってこんな場所
岐阜県は日本の中心に位置する県で夏には日本一気温が高い街(多治見市)としてニュースで見かけた事あるかもしれません。
海の無い県のため、山と川に囲まれた自然の多い所です。
観光地として有名なのは岐阜県の北部に位置する「飛騨高山地方」。
国分寺や合掌造りなどの世界遺産もあり、昔から小京都として親しまれています。
また、日本三代名泉の「下呂温泉」をはじめ温泉もとても多く、観光客の目的地の一つとなっています。
冬にはスキーやスノーボード目的で県外から多くの方が来られます。
「呪術廻戦」に登場する両面宿儺のモチーフ像 (高山市)
この冬、大人気アニメ『呪術廻戦』の映画が公開となりました。
公開初日から観客動員数も約15.000人と凄い事になってます!
作品中に出てくる「両面宿儺」のモチーフとなった像が岐阜県高山市にあるんです!
市内の千光寺というお寺に両面宿儺の像が祀られてるとの事でご紹介したいと思います。
作品の中では敵役として出てきますが、地元の人からは『表:守り神の顔/裏:大仏の顔』を持つ英雄として祀られています。
また、高山市から40km程離れた岐阜県関市にある日龍峯寺にも両面宿儺像があります!なんと像とは別に「指」が奉納されている!?
地元の彫刻家の方が、作中に出てくる指に模したものを「特級呪物」として奉納されたみたいです。
そんな高山市は、高山祭(春と秋)や宮川の朝市などが有名です。
また高山ラーメン(中華そば)や、芳葉味噌、しょうゆ団子などのグルメも欠かせません!
お土産の定番としては「さるぼぼ」です。
普通のさるぼぼ以外に面白いさるぼぼがあるので探してみても良いかもしれません!
映画「君の名は。」(飛騨市)
さて続きましては2016年大ヒット作品の「君の名は。」
遠く離れた東京と飛騨市が繋がっているという設定は斬新でしたね!
気多若宮神社、飛騨古川駅や宮川町落合のバス停など聖地が沢山!
糸守湖は実在しませんがモデルとなった場所は岐阜県と長野県にあるらしいとのこと。
また、話は少し逸れますが、『君の名は。』の主題歌であるRADWIMPSの「前前前世」は凄く名曲ですよね♪
いろんなアーティストが様々なカヴァーアレンジをしていますが、私のオススメはこちらです↓
「前前前世」の替え歌 #クッキー pic.twitter.com/Sik5rcalMV
— 野性爆弾くっきー💥動画 (@yabaku_kukki) January 11, 2018
クセが凄すぎて・・・三葉ちゃんの心の叫びも聞こえてきそうですね笑笑
ひぐらしのなく頃に(白川郷)
ゲームから始まり、漫画、アニメとなった人気作品です。
作品中に出てくる雛見沢村は昭和58年の設定ですが、現在でもその様子は変わらない景色となっていてとても感慨深いです。
古手神社のモデルとなったのが白川八幡神社、雛見沢ダムのモデルとなった御母衣ダムです。
参照:「飛騨高山観光公式サイト」より「御母衣ダム」
白川郷といえば世界遺産になった合掌造りに、どぶろく祭り。
難しいかもしれませんが出来れば冬の雪積もる時期こそが白川郷の本当の姿だと思います。
聲の形(大垣市)
漫画から映画化された「聲の形」
上記の3作品とは違って岐阜県の西部に位置する大垣市が舞台となった作品です。
大垣市は水の都というくらい水の綺麗な街として知られており、
また松尾芭蕉の「奥の細道」の結びの地として旅を終えたのが大垣市として言われています。
表紙にもなった美登鯉橋(みどりばし)や将也が自殺を計った揖斐大橋。硝子と将也がデートをした養老公園。
参照:「養老公園」より「養老公園」
そしてオススメのスポットと言えば公園内にある「養老天命反転地」はテレビなどでも取り上げられ、ファミリーやカップルにも人気です。SNS映えする写真も撮れること間違いなし!
また大垣のお隣の関ヶ原市は戦国時代の「関ヶ原の合戦」で知られてると思います。
戦場の跡地に出来た「関ヶ原ウォーランド」人形で戦いの様を再現されてて、迫力もあり合戦の中にタイムスリップしたような感覚になります。
ちょうど良い田舎に遊びにおいで
岐阜県は前述でもあるように日本の真ん中に位置していて、東からも西からも来やすい位置です。
新幹線も岐阜羽島駅(ひかり、こだまのみ停車)で停車します。
飛騨地方へ行きたい場合は名古屋から乗り換えがオススメです(JR高山線で3時間程)
都心と違って岐阜で暮らすには車は必要ですが、車があれば県内どこを回るのにも不自由しません。
開発され過ぎてない川や山の自然が豊かで食べ物も美味しい場所が岐阜県の魅力です。
上記では4つの作品(北部、西部)を紹介してきましたが、実はまだまだあるんです!
- 大河ドラマの「麒麟が来る」
- 連続テレビ小説「半分、青い。」
- 漫画「僕らはみんなかわいそう」(岐阜市中心)
- 漫画「のうみん」 「やくならマグカップも」(東濃地方)
などの作品もあります。
まとめ
岐阜には意外と知られていないディープで魅力的な所ばかり。
飛騨地方と西濃、東濃と地方によって大きく文化が異なる岐阜県は、これからも新たな聖地の対象になる事でしょう!
メジャーな観光スポットや聖地巡礼など岐阜をたっぷり楽しんで、新たな魅力を発見してみてください。