「友達とツーリングに行きたい!でもどんなバイクを選べばいいの?」
「アメリカンはカッコいいけど、運転しにくいって本当?」
「とりあえずメンテナンスが楽なバイクがいい…」
コロナで今年の休日も人が多いところは避けたい。
それならバイクに乗って空気の美味しい自然があるところや、電車ではいけないところに行ってみたい。
そんなことからバイクの免許を取る人も増えてきました。
しかし、バイクといっても種類はさまざま。
決して安いものではなく、一台目のバイクで失敗したくないもの。
排気量の違い、オフロードやアメリカンなどの種類、バイクの知識がある程度ないと、どれを選べばいいのか分かりません。
私も、バイク選びは相当悩みました。私自身は、20代で普通自動二輪免許を取得し、初代は250cc、現在は125ccに乗っています。
そんな私がバイクを選んだ方法や、注意した方がいいことを初心者向けにご紹介します。
バイクを選ぶ前に、最低限知っておきたい基礎知識
この記事を読んでいる方は、バイクを買う前もしくは免許を取る前の方が多いかと思います。
まず、バイクの免許による違いについてご紹介をしていきます。
原付、中型と大型バイク免許の違い
大きく分けると、バイクの免許は排気量の小さい順から、「原付」「普通二輪(中型)」「大型二輪」の3つとなります。さらに細かく分かれるので順番にご説明しますね。
- 原動機付自動車免許(原付免許)
いわゆる「原付(げんつき)」と呼ばれる、排気量50cc以下のバイクです。16歳から免許を取得することができるので、高校生で乗っている人も多く見られます。
- 普通自動二輪免許(小型限定免許)
ちょっとややこしいのですが、別名「原付2種(げんつきにしゅ)」とも呼ばれる、125cc以下限定の普通自動二輪免許です。※あくまで普通自動二輪免許なのです。
- 普通自動二輪免許(普通二輪免許)
排気量125cc~400ccのバイクに乗ることができる免許です。「中免(ちゅうめん)」「中型(ちゅうがた)」と呼ばれることの方が一般的ですね。
- 大型自動二輪免許
400cc以上のバイクに乗ることができる大型免許です。400cc以上はすべて大型免許になります。
バイクの免許は上記以外にも、「AT車限定」という免許もあります。AT車限定の小型限定二輪、普通二輪、大型二輪の3つを足すと、全部で7種類になります。
バイクの免許取得にかかる時間について
「今年の夏までにバイクに乗りたい!」と思っても、免許の種類によっては取得に時間がかかる場合もあります。順番にご紹介していきます。
※AT限定車の説明をするとヒジョーに長くなるので、AT車は割愛します!
AT限定車の免許について知りたい方はこちらをご覧ください。
ホンダ公式サイト ▶ AT普通二輪免許 │ 二輪車免許を取ろう │ Honda
- 原動機付自動車免許(原付免許)~50cc
普通自動車の免許を取得しているのであれば、すでに原付に乗る資格があります。わざわざ原付だけの免許を取らなくても、すぐに原付を買って乗ることができます。
車の免許がないという方は、試験場で受験しなければいけませんが、最短1日で取得可能です。学科試験と実技講習があり、不合格になる方が難しいぐらいの簡単なものですので安心してください。
- 普通自動二輪免許(小型限定免許)~125cc
通称「原付2種」と呼ばれる免許ですが、50ccの原付免許では乗れないので注意してください。
原付2種以上は、50ccの原付とは適用される道路交通法が異なるため、がっつり学科と技能教習があります。
車の免許がない方は、学科26時間、技能12時間。車の免許がある方は学科1時間、技能10時間が必要です。
- 普通自動二輪免許(普通二輪免許)~400cc
ここから、排気量が上がるに伴って免許取得にかかる時間も増えていきます。普通二輪(俗に言う中型)は、学科26時間、技能19時間かかります。車の免許がある方は、学科1時間、技能17時間になります。
私は中型免許を持っていますが、技能は4時間ほど再受講しました。半クラッチが上手くできずエンストしまくったからですね(当初まったく意味がわからなかった)
- 大型自動二輪免許 400cc~∞(上限なし)
大型免許は、学科26時間、技能36時間となります。車の免許がある場合でも、学科1時間、技能31時間かかりますので、なかなか大変です。
排気量が違うだけでここまで受講時間が異なるなんて、不思議ですよね。
それでは次に、その「排気量」についてご説明をしていきます。
バイクの排気量の違い
すでに何度も話が出ていますが、バイク選びの重要なポイントに「排気量」があります。
車の免許を持っている方でも、排気量を意識したことがない方はきっと多いはず。
- 原付は50ccまで
- 原付2種は125ccまで
- 中型は400ccまで
- 大型は400cc以上
という区分になります。
「排気量」を超ざっくり説明すると、“エンジンの性能指標”です。よく「馬力」と混同される方がいますが、排気量と馬力は別物なので注意してください(関連はあるけど割愛します)
では、排気量が小さいバイクと、大きいバイクで何が違うのか。
ここでは、初心者の方にわかりやすくするため「大型バイクのメリット」という視点からお話していこうと思います。
1)排気量の大きい方が、運転がラク
排気量が大きいと少しのパワーでスピードが出るので、ギアチェンジの回数が少なくてすみます。
(例えば125ccだと5速まで上げないといけないけど、750ccだと3速まででOKなど)
ギアチェンジが少ない分、単純に運転がラクになります。
2)排気量の大きい方が、車体がブレない
エンジンの回転数が少なくてすむので、その分振動が少なく、ハンドルもブレません。
振動やブレは、長時間運転していると身体に負担がかかるので、少ないに越したことがありませんからね。
さらに車体が重たいので、ドッシリとして安定しやすいという面もあります。
3)排気量が大きいと、高速道路を走行できる
250cc以上のバイクであれば高速道路を走ることができます。
法律であることはもちろんなのですが、250cc以下の排気量だと、高速道路ではスピード・パワーが出ないので、どのみち怖いし危険です。
上記を聞くと「じゃあ大型の方が絶対いいじゃん」と思うかもしれませんよね。
ですが、排気量の少ないバイクが必ずしも「劣る・しんどい」というわけでもないのです。
バイクの使用用途によって、小さいバイクの方が良いという場合もあるので、後で軽く触れていきます。
バイクの種類・ジャンル
次に、バイクの種類を見ていきましょう。
はじめは見分けがつかないかもしれませんが、よく観察するとだんだんわかってきます。
- オンロードバイク
ネイキッドやクラシック、アメリカン、スーパースポーツなど、巷で見かけることが多いバイクです。
ネイキッドはその名の通り「剥き出し」という意味で、カウルを装備していないバイクのことを指します。私はネイキッドのバイクにどうしても乗りたくて、初代はカワサキのバリオス2を購入しました。
アメリカンはハーレーに代表される、ゆったりとくつろいで乗れるタイプのバイクです。ただし、車体が長く車高が低いため、他のバイクに比べて機動性には劣ります。
スーパースポーツは、ハイパワーの大型が多いバイクです。強靭なエンジンであっという間にハイスピードが出る、まさにスポーツタイプのバイクですね。風の抵抗をおさえるため、フルカウルになっているのがポイントです。
- オフロードバイク
シートの位置が高いのが特徴のバイクです。山道や林道などの舗装されていない道を走ることに適しています。モトクロス競技のバイクを思い浮かべてもらえるといいでしょう。
- スクーター
タンクをまたがずに、両足をそろえて椅子に座るような形のバイクです。極端な話、ヒールでもスカートでも運転することができるので、女性にも人気の形ですね。
基本的にスクーターは全てAT車なので、運転が簡単でラクなのも良いです。
バイクを選ぶ際に、注意しておきたいこと
欲しいバイクが見つかったとき、改めて確認してほしいことがいくつかあります。細かい点ですが、判断を謝れば「バイクを買っても乗らない・乗れない」ということになりかねません。注意しましょう。
- 使用用途を考える
バイクを選ぶときに一番重要になるのが、使用用途です。
通勤で街乗りにするのか、遠出のロングツーリングに使うのか、はたまた山や川へキャンプに行くのか。具体的に考えるようにしましょう。
例えば、街中で短い距離しか乗らない場合は、原付や125ccの原付2種で十分かもしれません。
街中で大型のスポーツタイプに乗っても、結局スピードは出せませんし、駐車するスペースも取るので、停める場所探しに奔走することも珍しくないですからね。
一方で200km以上のロングツーリングに行くのが目的であれば、400cc以上のバイクに乗る方が圧倒的に楽しいですし、身体がラクです。
このように、使用用途に応じて適するバイクが変わってくるので、よく考えるようにしましょう。
- 自分が取り回しできる車体の大きさにする
バイクのエンジンが入っていない状態で、自分の身体で動かして移動させることを「取り回し」といいます。
排気量が大きくなるほど車体は重くなり、250ccでも160kg程度、400cc以上になると軽く200kgを超えてきます。
この取り回しがスムーズにできるかできないかで、バイクに乗る楽しさが変わってきます。
私自身も250ccから125ccのバイクに買い替えをしましたが、車体が軽くなって車庫入れも容易になり、より気軽にバイクを楽しむことができるようになりました。
- 足つきを確認する
バイクに乗ったとき、しっかりと地面に足がつくかどうかを確認します。アメリカンなどのシートが低いものであれば、低身長の方でもべったりと足がつきやすいですね。
一方でシートが高いモトクロスタイプや1200cc程度の大型バイクになると、「つま先しかつかない!」なんてこともあります。
地面に足がつかないと非常に危険ですので、「ギリギリつくけど不安かも」というときは、購入しないほうが無難です。
※無理して大きなバイクを買い、信号待ちで立ちゴケした友人を知っています。
- 自宅でバイクを停める場所があるか確認する
賃貸マンションやアパートなどの場合、「50ccの原付までは停めていいけど、それより大きいバイクは不可」という所が非常に多いです。
かと言って路上駐車も危険ですし、住民から苦情になる可能性が高いのでやめておいた方が良いですね。
賃貸マンションの場合、車と同じ料金を払って駐車場を契約しなければいけないこともあるので、自宅でバイクを停められるかどうかは必ず確認しておくようにしましょう。
- メンテナンスはどうするか決めておく
初心者の方でまず壁にぶつかるのが、メンテナンスです。
購入した店舗によっては、「1年間はメンテナンス受け放題」「1000km点検は無料」などを実施しているところもあるので、購入する前にお店に聞いてみることをオススメします。
また、走行距離が長い中古車を買う場合は、メンテナンスの回数・費用ともに新車に比べて増えてしまいます。
どちらにしろ、メンテナンスはプロに任せた方が絶対的に安心です。無理せず、バイクの販売店に聞きましょう。女性に優しいスタッフさんも多いです。
バイクは新車?中古?
1番は「乗りたいバイクを買う」のが優先だと思うので、新車でも中古でもどちらでも良いかと思います。
ただ、個人的には中古をオススメしたいですね。今は生産終了となっている人気車種もありますし、安価にも関わらずまだ十分に走行できるバイクも多いです。
ただし、中古バイクを買うときは、「走行距離」や「傷・へこみ」を確認するようにしましょう。
走行距離に関しては、排気量が大きいほど、バイクの寿命が長くなります。
- 原付(50cc)の寿命の目安は、走行距離2万~3万km程度
- 125ccバイクの寿命の目安は、走行距離2万~4万km程度
- 250ccバイクの寿命の目安は、走行距離3万~5万km程度
- 400ccバイクの寿命の目安は、走行距離4万~8万km程度
- 大型バイクの寿命の目安は、走行距離5万~10万km程度
メンテナンス次第ではもっと走行距離が伸びることもあります。(たまに、8万km走っている125ccのスーパーカブを見ることも)上記を参考に、できるだけ走行距離が短いバイクを選びましょう。
また、傷やへこみも詳細に確認しておいた方がいいです。
特に、立ちゴケによるタンクやマフラーのへこみは多いですね。大きな損傷でなければ走行に支障はありませんが、へこみや傷からサビが出ることもあるので、できれば避けたほうが無難です。
コストで考えるバイクの選び方
それでは次に、バイクを購入するときにかかるコストを見ていきましょう。
バイクを購入すると必要になるコスト
- 登録手数料
新車ならナンバーを取得するための費用がかかり、中古車なら名義変更の手数料がかかります。排気量が大きくなるほど、金額も大きくなります。
- 自賠責保険と任意保険
車と同じように、バイクも自賠責保険の加入は必須になっています。こちらも排気量や契約年数によって金額が変わりますが、大体1年間で1万円前後になります。※沖縄や離島は自賠責金額が違います。
- 自動車重量税
125cc以上のバイクは重量税がかかります。125cc以上250cc以下のバイクであれば、初年度に支払って終わりですが、251cc以上のバイクは毎年重量税を支払う必要があります。
- 軽自動車税
すべてのバイクにかかってくる税金です。排気量に応じて2,000円~6,000円程度を1年に1回支払います。
- 車検
車検があるか無いかで、維持費用が数万単位で変わります。251cc以上は、2年に1回必ず車検を受けなくてはいけません。ざっくりと安く見積もっても1回5万円はかかるでしょう。
排気量で考えるバイクの選び方
冒頭でもお話しましたが、「排気量が大きいからラク」「排気量が小さいからしんどい」ということは一概には言い切れません。何度も申し訳ないのですが、バイクは使用用途によってメリットデメリットがあります。
今回は私の体験談も含めながら、排気量で考えるバイクの選び方について考えていきたいと思います。
50ccの原付は時速30km以上出してはいけない
初心者の方で意外と知らないのが法定速度です。50cc以上のバイクであれば自動車と同じ法定速度で走れますが、50cc以下は時速30kmが最高速度として定められています。
よく、すごい速さで車を抜いていく原付を見ますが、あれは立派な交通違反です。
排気量が大きい=車体が大きくて重い
400cc以上はすべて大型バイクですが、大型の範囲はとてつもなく広いです。
例えば国産だとホンダのGoldWingが最大級クラスですが、排気量は1833ccもあり、車体は実に390kg!
海外のバイクに至っては2000cc以上のモンスターバイクもザラにあります。
排気量が大きいと、もちろん車体も大きくなり、それに伴い重量も上がっていきます。
背の低い女性でも大型バイクに乗っている方はとても多いですが、それなりの運転スキルと度胸は必要になるかなと思います。
高速道路を走りたいなら400cc以上にしたい
法律で「高速道路走行は250cc以上」と決まっているので、高速道路を走ることを想定しているなら、必ず250cc以上でなければいけません。
ですが、正直なところ250ccで高速道路を時速80kmで走り続けるのはなかなか大変です。エンジンはフル稼働ですし、ハンドルはブレるし、車体が軽いので横風もかなり注意しなければいけないですし…。
高速道路をがっつり走りたいなら、せめて400cc以上にしたいところですね。
ロングツーリングをする人は大型バイクが断然ラク
「バイクの排気量の違い」でも触れましたが、100km以上のツーリングがしたい人は、400cc以上の大型バイクがオススメです。250ccでも100km程度は全然走れるんですが、やはり前述の通りちょっとしんどいです。
ちなみに250ccで北海道ツーリングをしたことがありますが、250ccのライダーには一度も出会いませんでした。優雅に走るハーレーに何度追い抜かれたか…(笑)
街乗りがメインなら125ccぐらいでも十分
「通勤で1日10km程度走る」「街中を走ることが多い」という方は、50ccの原付や125ccの原付2種でも十分に楽しめるかと思います。
車体が小さいため、街中でも駐車しやすく、スピードを出す必要性もないので気楽に乗ることができます。
個人的には250ccのときよりも125ccにサイズダウンしてからの方が、よりバイクに乗る機会が増えました!
エンジンで考えるバイクの選び方
エンジンについて話しだすと、これまたすごく長くなってしまうので大幅に割愛してお話しようと思います。もう読み飛ばしてもいいです。
まず結論から言うと、「初心者であればエンジンにこだわらなくて良し」です。その理由についても軽くお話していきますね。
バイクのエンジンは、以下のように分けられます。
- 2st(ストローク)単気筒
- 2st(ストローク)2気筒
- 2st(ストローク)4気筒
- 4st(ストローク)単気筒
- 4st(ストローク)2気筒
- 4st(ストローク)4気筒
2st、4stは「燃焼方式」です。非常にざっくり解説すると、2stの方がパワーはあるが、燃費が悪い、4stはパワーは少ないが燃費は良い…など、一長一短の特徴があります。
※現在、2stは日本での生産は無くなっているので中古でしか購入できません。
同じように「~気筒」の数についても一長一短です。4気筒の方が高回転で高速走行ができるが、構造が複雑で車両が高額。単気筒は低速走行だけど、構造が単純で車両が安価。
※ちなみに4気筒バイクは、昨今の排ガス規制により絶滅しています。
冒頭に述べたように、個人的には、「初めてバイクに乗る方はエンジンの違いがわからなくても良いのでは?」と思っています。
エンジンによって変わる乗り心地、加速度感、排気音の違いなどは、しばらく乗って気づくものです。
初心者の方は、まずはエンジンにこだわらず、自分の好きなバイクを選ぶようにしてみてはいかがでしょうか。
まずは王道!オススメのバイク
- CB400SF(HONDA)https://www.honda.co.jp/CB400SF/
教習車になっていることが多いのでご存知の方も多いですね。HONDAのCBシリーズです。1992年に発売され、改良されながらもずっと人気のロングセラーバイクです。
- SR400(YAMAHA)https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/sr400/
こちらも超スーパーロングセラーです。この写真はFinal Editionなので最新タイプになりますが、初代はなんと1978年生まれ。一度は憧れた方も多いのではないでしょうか。
機動力やスピードで選ぶオススメのバイク
- YZF-R1M/YZF-R1(YAMAHA) https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/yzf-r1/
通称「R1(アールワン)」でおなじみのスポーツタイプです。排気量は1000cc、車体価格も200万超えで非常に高価なバイクですが、こちらも1998年に発売されて今もなお売れ続けている人気車種です。女性で乗っている方も多いですね。
- Ninja400(KAWASAKI) https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/ninja400/
カワサキといえば代名詞であるこのライムグリーン!このNinjaは400ccですが、1000ccの大型バイクもあります。Ninjaシリーズはラインナップが豊富で、2021年4月現在でも10種以上の車体が売られています。
デザインで考えるオススメのバイク
- W800CAFE(KAWASAKI)https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/w800/
めちゃくちゃオシャレなカワサキのW800シリーズ。個人的に一番好きな”CAFE”のご紹介です。この特徴的なカウルとヘッドライトが可愛い、女子にもオススメのバイクです。
- Rabel400(HONDA)https://www.honda.co.jp/Rebel250/
Rabel(レブル)は1985年から発売されているアメリカンタイプのバイクです。中型の国産アメリカンはYAMAHAのドラッグスターが有名でしたが、すでに生産終了となり、国産アメリカンは絶滅寸前…。そんな中、このレブルはとても人気のバイクです。
- R NINET PURE(BMW)https://www.bmw-motorrad.jp/ja/models/heritage/rninetpure-2021.html
あまりバイクを知らない方だと、BMWがバイクを作っていることすら知らないこともあるのですが、BMWのバイクは全部すごくおしゃれなので掲載させてください(笑)
正直初心者向きかと言われればそうではないのですが、国産バイクには無いフォルム・カラーが豊富ですし、デザインが素晴らしいので、ぜひ一度ディーラーに足を運んでみてください。
女の子でも扱いやすいオススメのバイク
- CB125(HONDA)https://www.honda.co.jp/CB125R/
原付2種の125ccでありながらも、ネイキッドタイプの走りが楽しめる車体です。エンジン音さえ聞かなければ125ccとは気づかれないぐらいのかっこいい作りになっています。「ネイキッドに乗りたいけど250ccだと重たい」「予算が足りない」という方にオススメです。
- CT125(HONDA) https://www.honda.co.jp/CT125/
通称「新型ハンターカブ」と言われる話題作です。とにかく可愛い!どこかレトロなのに、現代風のカラーリングでなんともオシャレですよね。女子のソロキャンプにもオススメのバイクです。
バイク以外で用意しておきたいもの
ヘルメット、グローブ、車輪ロック、車体カバーなど、挙げればキリがないのですが、バイクに乗るために揃えておくべき備品をご紹介します。
ヘルメットやグローブは見た目も重要なので、ご自身で好きなものを選ぶといいでしょう。
セキュリティ関連
車輪ロックなどのセキュリティ関連の備品については、私が使用しているオススメのものをご紹介します。
- ヘルメットロック
意外と使うのがこちら。ヘルメットは簡単に盗難されてしまうので、バイクを離れるときはヘルメットをバイクに固定します。でも乗り降りするたびに使うと面倒くさいので、ワンタッチで固定できるタイプをオススメします。
- チェーンロック
ツーリングの宿泊先はもちろん、自宅でも使ってほしいのがチェーンロックです。人によっては、大型のロックを2個装着してる方もいますね。
- バイクカバー
雨風防止のためもありますが、全体を隠せるカバーは防犯にも役立ちます。
ツーリング時の必須アイテム
- バイクに乗るときのコーデ
ツーリングに行くならきちんとした装備を整えましょう!やはり長時間となると何が起こるかわからないので、プロテクター付きのジャケットやパンツをオススメします。
最近は女性向けの可愛らしいライダージャケットも多いので、ぜひ探してみてください。
ジーンズのようだけど、きちんとプロテクターが入ったこんなレディースモデルもあります。バイク用ですが、この格好のまま飲食店に入っても何も違和感がなくオシャレです。
また、意外とおろそかにしがちなのが足元、ブーツですね。特に左足はギアチェンジで多用するので、しっかりとしたライダーブーツを購入しておいた方がよいです。
- ツーリングであると良い装備
知らない土地へ出かけるとき、あると便利なのが地図ですね。スマホホルダーがあれば、いちいちバイクを停めて地図を確認しなくても、走りながら迷うことがないので、持っておいた方がよいでしょう。
こちらは私が使っているスマホホルダーです。ワンタッチでスマホを着脱できるので非常に便利です。
他にも、複数人でツーリングに出かけるときはインカムがあると楽しさが倍増します。バイクって、走ってるときは誰とも話せないので意外と孤独なんです(笑)インカムがあれば、ヘルメットに装着するだけで走行しながら友達と会話をすることができます。
また、高速道路に乗る場合は、できればETCも備えておきたいですね。取り付けが簡単なものや、本体とアンテナが分かれていない一体型など、いろいろなETCが発売されています。
必ず、バイク用もしくはバイクと車兼用のETCを購入するようにしましょう。
こちらはアンテナ一体型で高評価のパナソニック製バイク用ETCです。
まとめ
女性目線で、オススメのバイクや購入時のポイントなどを簡単にご紹介させていただきました。
昨今の排ガス規制により、無くなっていくバイクが多く寂しくもありますが、その分新しく発売されるかっこいいバイクもたくさんあります。
ぜひ、お気に入りのバイクを見つけて、楽しいバイクライフを送ってほしいなと思います。