【失敗なしで簡単】土鍋ご飯オススメNo1は「かまどさん」で決まり!

土鍋で炊くご飯って、本当に美味しいですよね。ツヤツヤでふっくらしていて、甘くてもっちりしていて、何杯でも食べてしまいます!

ココ数年、土鍋でご飯を炊くのが流行るようになり、安価なものから高級品までいろいろな土鍋を見るようになりました。

ネットでは「オススメ土鍋◯選!」「話題の土鍋◯つ比較してみた!」というサイトが溢れています。

しかし、私は言いたい。

土鍋ご飯オススメNo1は「かまどさん」だ!(他メーカーさん本当にすみません)

今回は「かまどさん」使用歴1年の私が、その魅力お伝えしていきます。

長谷園の「かまどさん」の魅力5つ

長谷園(ながたにえん)のかまどさんがこちらです。

「炊飯に適した土鍋」を一度でもネットで調べたことがある方は、ほぼ100%に近い確率で見たことがあるんじゃないでしょうか。超有名な商品ですよね。

絶対に失敗しない簡単炊飯

かまどさんの1番の推しポイントは、なんといっても絶対失敗しない簡単炊飯です。私自身、買う前は「とはいえ失敗がないなんて嘘でしょ」と思っていた人間ですが、本当に失敗がありません。

ネットでは「かまどさんで上手く炊けない・焦げ付く」と書き込んでいる人がチラホラいらっしゃいますが、読んでみると、長谷園さんの説明書どおりに使っていない方がほとんどでした。簡単なので、必ず説明書は読みましょう^^

失敗をしない理由は、一度火にかけたら火加減を調整せず放置するだけで完成するから。後ほど詳しく順序をご紹介しますが、かまどさんで白米を炊飯するのは以下の3ステップだけです。

  1. 米を20分程度水につけておく
  2. 10分~15分強火にかける ※鍋の大きさや米の量によって時間は前後します
  3. 20分蒸らす

土鍋でご飯を炊くときに気をもむのが「火加減」ですが、本当に何もしなくていいんです。放置。気にする必要がないので、私は他の家事をしながらご飯を炊いています。

一度だけタイマーをかけるのを忘れていて、5分ぐらい長く炊飯してしまったことがありますが、とても美味しいオコゲができあがっていました(笑)本当に一度も失敗したことがないですね。

安いお米もふっくら仕上がる「伊賀焼」の底力

古くなったお米や、安いお米を炊飯器で炊くとき「ちょっと臭うかも」「やっぱり新米より硬い」「パサパサしてる」と思ったことはありませんか?

私もかまどさんを購入したとき、ちょうど新米が出る直前で、かなり古くなったお米が残っていたタイミングでした。炊飯器で炊いても美味しくなくて、頻繁に炊き込みご飯やチャーハンで味変(あじへん)をして乗り切っていた時期です。

それがなんと、かまどさんを使ったらピカピカもちもちのお米に変身したんです!これには感動しました。旦那さんもすぐに気づいて「新しい米にした?」と聞いてきたくらいです。

とにかくみずみずしくて、ひと粒の水分量がすごい!

かまどさんは「伊賀焼」で作られています。伊賀焼に使われる土は、もともと琵琶湖の底にあったとされる土だそうで、器を焼き上げるとたくさんの”小さな気泡”ができます。

これがご飯を炊くのに適しているそうです。お米の芯まで温めてふっくらみずみずしく炊き上げ、さらに冷めにくくする性質なんですね。

冷凍後に、実力がわかる

またまた感動ポイントをお伝えさせてください。かまどさんで炊いたお米は、もちろん炊きたてが最強に美味しいのですが、冷凍しても美味しいんです。

我が家では、かまどさんでご飯を炊いたあと、冷まさずすぐにラップに包んで冷凍するようにしています。そうするとレンジで解凍したときも、ふっくらもちもちの状態で復活するんです。

炊飯器で炊いていたときも、冷凍ご飯をチンして食べていたのですが、どうも固くなったりパサついたりしていたんですよね。やっぱり、ご飯の水分量が全然違うんだと思うんです。

旦那さんはお弁当を毎日会社に持っていきます。冷凍ご飯を使うとお昼食べるまでに固くなってしまうので、冷凍を使うときはケチャップライスにしたり、海苔弁当にしたり工夫してたんです。かまどさんが来てからは、冷凍ご飯をチンしてお弁当に詰めても美味しくいただけるようになったので、かえってお弁当づくりがラクになりました。

炊飯器よりもずっと安価で購入できる

突然ですが、炊飯器って結構お値段が張りますよね。とはいえピンきりではありますが、土鍋と同じレベルで美味しいご飯が炊ける炊飯器ともなると、炭を原料としていたり土鍋内蔵型だったりで、軽く10万しちゃいます。

かまどさんの価格は以下のとおりです。

  • 五合炊き 22,000円(税込)
  • 四合炊き 16,500円(税込)
  • 三合炊き 13,200円(税込)
  • 二合炊き 9,900円(税込)
  • 一合炊き 8,250円(税込)

5合炊きでも22,000円(税込)で買えるので、お得な気がしませんか?意外とお安く購入できるんです。

炊飯以外の料理にも大活躍!

かまどさんは「炊飯に適した土鍋」ですが、お米しか炊けないわけではありません。あくまでベースは伊賀焼の土鍋。普通に鍋料理にも使えます。

「かまどさん レシピ ご飯以外」というワードで検索してもらえると、ネット上の多くのレシピが掲載されています。

我が家では、冬の鍋料理に多用しています。水炊きはもちろん、キムチ鍋や白湯鍋など、特に気にせず普通の鍋として利用します。土鍋なので保温効果が高く、火を消してもしばらくグツグツと煮えているのもポイントが高いですね。

かまどさんは野菜やお肉を炊くときもお米のようにふっくらみずみずしく仕上がるので、オススメです。

出典:プロキッチンブログ かまどさんで作るポトフ
出典:プロキッチンブログ かまどさんで作るポトフ

【全工程写真アリ】かまどさんでご飯を炊いてみた

それでは実際に、かまどさんで白米を炊いていきましょう。我が家は3合炊きを使用しています。

前半でお伝えしたとおり、工程は全部で3つ。

  1. 米を20分程度水につけておく
  2. 10分~15分強火にかける ※鍋の大きさや米の量によって時間は前後します
  3. 20分蒸らす
かまどさんにお米と水を入れたところ
かまどさんにお米と水を入れたところ

お米の浸水をします。これは3合炊きのかまどさんに、3合のお米と550mlの水を入れたところです。かまどさん公式レシピによると、3合を炊くときの水量は600ml程度が推奨になっていますが、我が家はご飯かためが好きなので50ml減らしています。

この状態で20分程度おけば、炊飯を開始することができます。

20分程度の浸水が推奨されてはいるものの、なかなか家事のタイムスケジュール的に難しいこともあります。1日外出するときなんかは、朝のうちに水に浸しておいて外出し、8時間後にそのまま火にかけて炊飯する・・・なんてこともしています。浸水が長くても特に問題なく美味しく炊けています。

内蓋をつけたところ
内蓋をつけたところ

かまどさんには蓋が2つあります。上の画像が内蓋で、下の画像が外蓋をのせたところです。

外蓋をのせたところ
外蓋をのせたところ

中蓋に2つ穴が空いているので、その2つの穴と、外蓋の1つの穴がちょうど垂直になるように置くのがポイントです。これで火にかければ、あとは放置でOK!

火にかけたところ
火にかけたところ

土鍋の下半分の茶色い部分に、半分ぐらい火がかかる程度が良いらしいのですが、私はあまり気にせず強火でやっちゃってます(笑)このサイズで3合を炊くのに、夏だと9分程度、冬だと11分程度で炊きあがります。

火にかけたらキッチンタイマーをかけておいて、他の家事をしていることが多いですね。

炊きあがりの目安
炊きあがりの目安

炊飯が完了した合図がこの蒸気!炊ける直前になると「ぼこぼこぼこぼこ」と音がしてきます。この穴から少しずつ蒸気が出だして、勢いよく「ぶわーーっ」と蒸気が吹き出したら、火を止めて蒸らします。

この蒸気が出てから火を止めず、1~2分程度火をつけたまま置いておくと美味しいオコゲができますよ♪

ふっくら美味しいご飯
ふっくら美味しいご飯

20分蒸らしたら完成です!めちゃくちゃ簡単ですよね。本当にかまどさんのご飯食べてほしい!

かまどさんをお迎えしてから、来客があったときに白米やおにぎりを出すようになりました。ご飯だけで十分に美味しいので毎回大好評。塩おにぎりだけでも、十分なおもてなしになります。

はじめて来てくれるお客様にも、必ずかまどさんでご飯を炊いて「かまどさん布教活動」をしています(笑)

【混ぜるだけ】簡単かまどさんレシピ3選

続いて、面倒くさがりな私でもできる簡単かまどさんレシピをご紹介します。レシピといえないようなレシピですが、あれこれといろいろ足すよりもシンプルな方が美味しいかなと思います。

【調味不要】市販のレトルトで炊きこみご飯

炊飯器と同じように炊き込みご飯が炊ける
炊飯器と同じように炊き込みご飯が炊ける

いきなりレシピじゃなくてスミマセン(笑)

ここでお伝えしたいのは、「かまどさんは炊飯器と同じように炊き込みご飯が炊ける」ということです。というのも、かまどさんについて調べていたら、こんな声が多く見られたからです。

  • かまどさんで市販の炊き込みご飯の素は使えますか?
  • レトルトの炊き込みご飯を使った後のお手入れが大変じゃないですか?

全然つかえます!むしろ上手に炊けます。手順も炊飯器のときと何も変わりません。(商品の裏面に書いてある調理法をごらんくださいね)

私は炊き込みご飯がどうにも美味しく作れなくて敬遠していたのですが、かまどさんになってから格段に炊き込みご飯率が上がりました。

【麺つゆ一発!】市販のチャーシューでごちそうご飯

市販のチャーシューを入れるだけ
市販のチャーシューを入れるだけ

こちらも超簡単。ご飯を炊くときに、一緒に市販のチャーシューと麺つゆを入れるだけの炊き込みご飯です。我が家は写真のチャーシュー半分に、お米2合、水380ml、麺つゆ大さじ2杯で炊飯します。

このレシピだと、「ふんわり優しい味がつく程度」なのですが、これが実は狙い。

夕ご飯のときに、この土鍋をドカンとテーブルにそのまま出して、それぞれがお茶碗によそいます。濃い味付けが好きな旦那さんは、ここにバターをのせたり、マヨネーズ+ブラックペッパーをかけて自由に食べるんですね。

余ったら冷凍しておいて、後日、ネギと卵と粉末鶏ガラスープを足してチャーハンにすることもできます。かなりアレンジがきくのでオススメです!

【魚不足に!】さんまの蒲焼缶で簡単アレンジ

さんまの缶詰で混ぜごはん
さんまの缶詰で混ぜごはん

炊きたてのごはんに、さんまの蒲焼缶をそのまま入れるだけ。タレにもさんまの旨味がついているので、ほどよい甘さがちょうどいいご飯です。白ゴマや大葉を足すこともありますが、蒲焼缶だけでも十分OK!

今回使用したさんまの蒲焼缶はこちらの商品です。タレが甘すぎずサラっとしていて、混ぜごはんにしてもこってりしすぎず優しい味なので重宝しています。

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長谷園さんの公式HPにも、かまどさんアレンジレシピが多数掲載されているのでこちらもご覧ください!

かまどさんの欠点を無理やり考えてみた

ここまで「かまどさん推し」をしつこいぐらい続けてきた私なので、正直これといったデメリットはあまり思い浮かびません。ですが、ここでかまどさんの欠点を無理やり考えてみました!

土鍋なので底が焦げやすい

焦げて底の色が変わる
焦げて底の色が変わる

上の画像は、炊飯手順のときに使用した画像です。ごらんの通り、火にかかる部分が黒く焦げています。かまどさんをお迎えした初日から焦げ目がついたと思うので、気になる方もいるかもしれません。

でも、アルミ製の鍋やホーロー鍋でもやっぱり底面の焦げはついてしまうのは一緒です。土鍋の場合は、むしろこのぐらいの方が味があっていいなと思います。

柔らかく炊くと米粒がこびりつきやすい

水分を多くしてご飯を柔らかく炊くと、土鍋に米粒がこびりつきやすいです。ただ、この現象は玄米や雑穀米のときには見られないので、白米のときだけかもしれません。

一度米粒がこびりつくと、なかなかしゃもじでは取れないため、土鍋が冷めてからしばらく水につけて米粒を柔らかくしてから洗うようにしています。

土鍋が熱いうちに冷水で洗おうとすると、鍋に負担がかかり割れやすくなる原因になるので注意しましょう。必ず、ある程度冷ましてから洗うこと!

3合炊き以上は重いかも

かまどさんの3合炊きの場合、容量にして1500ml、重さは3.6kgあります。※総重量なので、中蓋・外蓋込みの重量です。

土鍋なのである程度の重量があるのはあたりまえですが、土鍋を使うことが初体験の方は重く感じるかもしれません。でも正直、これも慣れかな?とも思います。

【余談】私がかまどさんを選んだ一番の決め手

最後に、私がかまどさんを購入した決め手をお伝えさせていただきます。というのも、世の中に「炊飯に適した土鍋」は数多く発売されていて、かまどさんより安価なものや、さらに扱いやすいものも当然存在しているからです。

どの土鍋を選ぶのかは自分次第ですが、あくまで個人的な見解として読んでいただけると嬉しいです。

料亭のようなご飯が自宅で楽しめる圧倒的コストパフォーマンス

前述したとおり、私が自宅で使用している3合炊きのかまどさんは13,200円(税込)です。この価格で、普段何気なく食べているご飯が料亭のようなクオリティになったら、コスパ最強だと思うのです。

実際に我が家は、かまどさんが来てからご飯が美味しくなりすぎて、米の消費量が1.3倍になりました。来客があったときも自信をもって出せるのと、炊き込みご飯も上手に炊けるため、お米を出す機会が増えたからです。

「白米だけで食事になる」といったら大げさですが、それぐらいのインパクトが我が家にはありました。

ただ、かまどさんのご飯を食べるようになってから、他で食べるときに比べるようになってしまったかも(笑)

カウンターキッチンで存在感を出したかった

今回、炊飯器以外でご飯を炊ける商品を探していたとき候補にあがっていたのが、ル・クルーゼストウブでした。

そのときに頭を悩ませたが「置く場所」です。我が家のキッチンはあまり広くないため、家電を厳選しないと置けなくなってしまいます。

ほぼ毎日使うものなので、取りにくい場所にしまいたくはない。でも、ル・クルーゼにしろストウブにしろ土鍋にしろ、重量があるから何かの上に重ねることもできない。

そこで思ったのが「いっそのこと、カウンターキッチンの上にドカンと置いてしまえ」という案です。そしてこうなりました。

キッチンで存在感を放つかまどさん
キッチンで存在感を放つかまどさん

洋風の白いキッチンに、突然の真っ黒な土鍋。すごい存在感じゃないでしょうか。かと言って、キッチンのバランスを崩すこともない。もう、絶対に目にはいるんです。実際に来客があったとき、100%ツッコまれます。これを狙っていました(笑)

このキッチンにル・クルーゼやストウブだと、馴染みすぎて普通だなと思ってしまったんです。(オシャレで可愛いんですけどね)

せっかく渋い土鍋でご飯を炊くのだから、しっかり主張してもいいんじゃないか!見た目、めちゃくちゃ大事です

かまどさんの下に引いている陶器の下敷きも、購入時の付属品です

まとめ

世の中に「炊飯に適した土鍋」が多く発売されているなか、あえて「かまどさん推し」を貫いてみましたが、いかがでしょうか。

購入を機に、思い切って炊飯器を処分しましたが、本当にかまどさんをお迎えしてよかったと思います。美味しいご飯が炊けるときの香りもたまりませんよ♪

購入を検討されている方は、ぜひ勇気を出して踏み出してほしいなと思います!

この記事を書いた人

ぐっさん

30代後半のアラフォー酒豪女子。好きなものは酒と焼肉とわんこ。
バイクで1人キャンプをするのが目下の目標。
YouTubeで「ぐっさんのアラフォーお悩みちゃんねる」を運営中。