私はワイン愛飲歴10年になりますが、ワインを選ぶのが非常に苦手です。
理由は「高い=美味しいわけじゃないから」と、「ワインの種類があまりにも多すぎる」から。
ワイン初心者の人も同じように感じている人は多いはず。私は、10年前も今も同じ感想です(笑)
そんな人は、ぜひ「アルパカワイン」から始めてください。
大切なのは「自分に合うワインの味を知る」ということ。手を広げすぎず、一歩一歩進んでいくことをオススメします。
アルパカワインをオススメする3つの理由
お酒に興味がある人なら、アルパカワインのボトルを見たことがない人は少ないはず。
今やコンビニやドラッグストア、スーパーでも簡単に手に入るようになった安価なチリ産ワインです。
アルパカワインは種類が豊富で味の違いがわかりやすい
なんと言ってもアルパカワインのオススメポイントNo1は「種類の豊富さ」です。
公式サイトのラインナップを見ると、なんと16種類もあって驚き。安価なワインで単一のブランドから16種類もワインが出ているのは他に無いと思います。(あったらぜひ教えてほしい!)
ワインの種類が多くて何が良いか、というと、結局のところ「ワインの種類=ぶどうの品種」によるところが大きいからです。
一方で、ワインの恐ろしいところは「ぶどうの品種が多くて奥深すぎる」という点。
でも、アルパカワインは「手を広げすぎず有名ドコロのぶどうだけ」をしっかり押さえている。ここがすごくわかりやすいんです。
もちろんぶどうの種類だけがワインの違いではないです。でも、初心者はまず「有名ドコロのぶどうだけ」をおさえておけばOK!そこから「好き・嫌い」がハッキリしてくるので、後から手を広げていけばいいと思うんです。
▼ぶどうの種類について覗いてみたい方はサントリーさんのページをぜひどうぞ!
プチプラ!1本1,000円以下でコンビニでも買える
オススメポイントNo2は「価格の安さ」。アルパカワインは1本600円程度から手に入れることができます。
スパークリングワインは1,000円以上するものもありますが、それでも1,200円程度。
この価格でワインにチャレンジできるなら、初心者さんにとっては始めやすいと思います。
私は多少なりワインを10年愉しんでいるので、1本5,000円以上するようなワインも飲んだことがあります。確かに美味しい。すごく美味しい。
でも、ぶっちゃけ、ぶどうの違いもそこまでわからないし「5,000円の味だな!」ともわからない。「高いから美味しく感じているのかもしれない・・・」とすら感じることすらある(笑)
さらに言うと、「5,000円で買ったけど口に合わなくて全然美味しくなかった」ということすらあります。かなりショボンです。
ワインは広くて深くて歴史も長い。高いワインへの憧れは一旦置いておいて、まずは安価なアルパカワインからチャレンジしてほしいのです。
私の近所のドラッグストアでは「アルパカワイン3本で1,500円!」というセールをしていることが多いので、そのときにまとめ買いしています。
飲み残しOK!フタしておけるスクリューキャップ
ワインってコルク栓のイメージが強くないですか?「コルクを開けるのが面倒くさい」「1本飲みきれないときフタしておけない」といった悩みはワインあるあるですが、アルパカワインは「コルク」じゃないんです。
ほとんどのアルパカワインは「スクリューキャップ」になっていて、簡単に開けしめができ、飲みきれなければフタをしておけばいいんです。
炭酸の入ったスパークリングワインだけはコルクになってしまいますが、飲みきれないときはラップをきつく巻いて、輪ゴムでピッタリと封をしておけばその日中に飲まなくても大丈夫。※次の日には飲み切るようにしてくださいね
▼便利なシャンパンストッパーなんてモノもあります
アルパカワインを飲みやすい順に超わかりやすく紹介
それでは早速、アルパカワインをご紹介していきます!今回は16種類あるアルパカワインのうち、「手に入りやすく・味の違いがわかりやすい」7本をご用意しました。
グレフル味!女子ウケ抜群スパークリング・ロゼ(泡)
とにかく見た目が可愛い「スパークリング・ロゼ」は、爽やかな辛口の炭酸ワインです。
グレープフルーツにかなり近い味わいで、柑橘系のチューハイが好きな人なら気に入りやすいかも。
ちなみに、このピンク色のワインのことを「ロゼ」といいます。なぜピンクになるかをザックリ説明すると、赤ワインは黒ぶどうから作るんですが、ロゼの場合は、完全にぶどうの色が出てしまう前にぶどうを取り除いてしまうから。
完全に着色する前にぶどうを除去するので、かわいいピンク色になるんです。単純明快。
※コンビニには売っていないので、リンク貼っておきます
ちょい辛さわやか!スパークリング・ブリュット(泡)
スパークリング・ブリュットは、白ワインをベースにした炭酸のワインです。味わいはキリッとした辛口で、暑い夏にピッタリ。
ビールほど重くなく、チューハイに比べると炭酸が穏やかで、ウイスキーハイボールほどお酒っぽさがない。ちょうどいいんですよね。
我が家ではこのスパークリング・ブリュットが使いやすく、夏になると絶対に冷蔵庫に入っています。キンッキンに冷やして召し上がってみてください!
※こちらもコンビニには売っていないので、リンク貼っておきます
圧倒的な軽い飲み口!シャルドネ・セミヨン(白)
我が家の年間消費量No1ワインがこちら!アルパカのシャルドネ・セミヨン、白ワインです。(今まで何本飲んできたんだろう)
お刺身や肉じゃがなどの和食にも合うし、スパイシーなタイカレーにも合うし、焼き鳥でもいいし、スンドゥブでもいいし、もちろん洋食でもいい。
とにかく飲みやすい、合わせやすい、バランスがいい。
味は辛口ですが、渋くなく、口のなかにワインっぽさも残らない。とてもスッキリ!
アルパカワインの中でも1番手に入りやすいんじゃないかな。コンビニやスーパーにも売っているので、「1品目に迷ったらとりあえず枝豆」ぐらいの感覚で買ってほしいです。
さっぱり飲みやすい!ピノ・ノワール(赤)
ここから赤ワインのご紹介。「赤ワインは渋くて飲めない」という人に、チョット待ってと言いたいのがこちら、ピノ・ノワールです。
赤ワインの中でもとびきり軽くてスッキリ、後味が渋くない!という初心者にピッタリのワインです。
アルパカのピノ・ノワールは本ッ当に軽いので、もしこれで「やっぱり赤ワインは渋くて苦手」と思ったなら、もう、おそらく赤ワイン自体が苦手です。あきらめてください(笑)そのぐらい軽い赤ワインです。
大きめのスーパーや酒屋さんで手に入ります。
ショッキングピンクのキャップが目印です。「赤」ではないのでご注意を!
スパイシーな後味!カルメネール(赤)
赤ワインの中でもチョット変化球なのがこちら、カルメネール。
日本のファミレスなんかで出回っている飲みやすい赤ワインとは違い、スパイシーな香りが楽しめます。人によっては「ハーブっぽさ」や「お花っぽさ」も感じるかも。
すごく渋くはない、まろやかさはある、赤ワインの中でもかなり飲みやすいほう・・・でもスパイシーでピリッとしたポイントがある。
ショッキングピンクのピノ・ノワールを試して「あ、赤ワイン好きかも」と思ったら、ぜひチャレンジしてほしいです。
※最近、ドラッグストアでも見かけるようになりました!やっぱり人気なのだろう。
コクまろ!ちょい重のカベルネ・メルロー(赤)
「カベルネ・ソーヴィニヨン」と「メルロー」というぶどうを合わせた赤ワインです。初心者にとって「赤ワインは渋い」と思わせる代表格が「カベルネ・ソーヴィニョン」なのですが、2種類のぶどうをMIXさせて飲みやすく作られた赤ワインが、このカベルネ・メルローです。
赤ワインらしい渋さがありつつ、サラリとして重くないので、暑い季節でも軽く飲めちゃう。というわけで、我が家の食卓で登場するアルパカワインNo2がこちらです。
ちょっと重め・渋めのワインにも挑戦してみたいなと思ったら、カベルネ・メルローを試してほしいですね。
【アルパカワインを楽しむために】せっかくだからワイングラスも用意しよう
ワインは普通のコップやタンブラーで飲んでも全く問題ないんです。でも、せっかくだから「脚」がついたワイングラスを買ってみたらどうかな?と思います。
高いグラスを購入する必要は全然ありません。我が家のアルパカワインを楽しむときの普段遣いグラスは、ホームセンターやIKEAで購入した1脚700円程度のワイングラスを愛用しています。
やっぱり気軽に飲めたほうが、食卓が楽しかったりするんですよね。
初心者はぜひアルパカワインを!
お手軽に「ワインの違い」を楽しめるアルパカワインをご紹介しました。
何度も申し訳ないんですが、初心者が陥りがちなのが、いきなりいろんなワインに手をだして「???」となってしまう点。
まずは安いワインからで全然大丈夫なので、アルパカである程度メジャーなぶどうの種類・味を試してみてから、他のブランドを試してみてはどうかな?と思います!