最近のワイヤレスイヤホン、低価格のものがたくさん発売されているのを知ってますか?
一時期はApple公式のワイヤレスイヤホンが話題になったものの「イヤホンに3万超えなんて無理・・・」と思い、敬遠して買わなくなった人もいるのではないでしょうか。
私も実はその中のひとりなのですが、低価格でも良いイヤホンがあるということでキャッチしてきました!
今回は、Amazonで星4.6を獲得している驚異の3,000円イヤホン「Otiumワイヤレスイヤホン」を、ガチレビュー!
「本当にちゃんと音が聞こえるの?」「Bluetooth接続が切れまくるんじゃない?」「でも安かろう悪かろうなんでしょ」そんな疑問を解決していきたいと思います。
Otiumワイヤレスイヤホン
こちらが、今回レビューするOtiumワイヤレスイヤホンです。2022年現在、Amazonでの販売価格は2,715円(税込)となっています。
基本スペックは以下の通りで「安いから何か機能が足りない」ということはなく、標準的なワイヤレスイヤホンの要件は満たしているようですね。
1.Hi-Fi高音質
2.ノイズ低減
3.Bluetooth 5.2 対応
4.自動ペアリング
5.IPX7防水
6.長時間再生
7.超軽量
8.人間工学快適な設計
9.左右分離型
10.タッチ操作
メーカーのOtiumはどんな会社?
ワイヤレスイヤホンを作っている「Otium」はどうやら中国の会社のようです。メーカーの公式サイトはコチラ。
しかし、Amazonにも「中国の会社」とは書いておらず、なかなかネットにも情報がありません。いろいろ調べていると、どうやら中国の「Unibuying Technology」という会社が関係しているようでした。
おそらくですが、Unibuying Technologyの子会社もしくは独立ブランドのようです。
掘り下げていくと「Otium」の商標登録をUnibuying Technologyが行っている様子で、住所も中国深センとなっているため間違いなさそうです。
ワイヤレスイヤホン以外にも、Bluetoothスピーカーや自転車のライト、スマホケースなど小型の電子機器を中心に扱っています。
会社について明確な情報がないのが残念ですが、Amazonの口コミを見る限り、会社についての不評などは書かれていないので問題ないかと思います。
【検証】音質を他社ワイヤレスイヤホンと比較
低価格ワイヤレスイヤホンと比較するのはこちら。LAZOワイヤレスイヤホン(メーカー希望小売価格8,900円)です。
私の旦那がこのワイヤレスイヤホンを使用していたのですが、耳のサイズにピッタリとはハマっていなかったようで、今回買い換えを検討したわけです。
8,900円のワイヤレスイヤホンと、格安のワイヤレスイヤホン。果たして性能の差はどうなのか・・・?
順番に確認していきます!
1.電話で通話してみた結果
それぞれ、電話で通話してみます。・・・正直、電話は大した差はないかな?音を拾いすぎて困るということもなく、通話する声が途切れることもなく、音質もそれぞれ変わりません。
強いていえば、若干3,000円のほうが音がこもっているような印象です。ですが、無理やり比較すればそう思うというだけで、全く問題ありません。
2.いろんな曲を爆音で聞いてみた結果
次に音楽を聞いてみます。ここで明確な差が出ました。
8900円→音質が明瞭
格 安 →音が少しこもっている感じ
・・・なるほど、音質はやっぱり差が出ちゃうわけですね。
ですが、これもあくまで「比較したら」という話であり、格安の方だけを聞いたら全く音質も問題ないかと思います。よく「安いイヤホンは低音が聞こえない」というレビューもありますが、そんなこともなく、高音・低音どちらもバランスよく聞こえてきます。
ロックからオーケストラまでいろいろな曲をプレビューしてみましたが、全く不快に思うことはなく気持ちよく曲を楽しめます。
音量を大きくしても、どちらも音割れするようなことはありませんでした。
3.ノイズキャンセリングの精度を比較してみた結果
ノイズキャンセリングはどちらも一切文句なしです。
もちろん、音を完全に消した状態だと周囲の音が聞こえますが、曲をかけていれば全く気になりません。周囲の雑音が一気に減るのを体感することができます。
ワイヤレスでストレスなく使用できるのか
それでは次に、撮影した写真とともに、音質以外のところを確認していきましょう。
初期設定のしやすさ
箱の外観、裏面、そして中身を開封したところと説明書です。見てのとおり、すべて英語です(笑)
英語表記しかない説明書は最近多いので、驚きはせず「やはりな」という感じでしたが・・・。
ただ、中学生レベルの簡単な英語ばかりですし、イラストの説明もあるので、特に難しくはありませんでした。「Double click」「Music Triple click」など、その程度のレベルです。
スマホとの連携も簡単です。
- スマホのBluetoothをオンにする
- イヤホンをケースから取り出す →勝手に電源ONになる
- スマホから対象のBluetoothを探して接続する
- 完了
※3の対象のBluetoothは、私のiphoneではこのように表示されていました。
ペアリングの接続時間は?
イヤホンをケースから出すと、小さな声で「Power on pairing」、その後すぐに「Connected」と聞こえます。スマホから曲が流れる状態にしてあれば、もう、ほんとに2秒ぐらいで接続が完了して音が流れ出します。
一度Blutoothで接続したスマホであれば、ケースから出した瞬間にペアリングが始まるので、全くストレスを感じません。
つけ心地とイヤホンの重さ
イヤホン単体の重さは、片耳約3gと表記があったので、イヤホンをケースに入れた状態で何gあるのか量ってみました。
ケースを含めても、全体の重さは35g!かなり軽いですね。
つけ心地については、正直これは人によって耳の形も大きさも違うためレビューしづらいところですが、個人的な感想は、全く不安感・不快感はありません。
装着した状態で頭を左右に激しく振っても全く落ちる気配がないです←実際に「振り落としてやる!」という勢いで振りました(笑)
これは安心してつけていられますね。
連続再生時間
連続再生時間は、イヤホン単体だと最大4時間、ケースが満充電の状態で併用すれば最大25時間、再生をすることができます。
ランニング中などはケースを持ち歩かないかと思いますが、最大4時間とのことなので全く問題ないのではないでしょうか。
運動中の操作のしやすさ
イヤホンは、横についているボタンを押すことで操作することができます。
・音楽再生/一時停止:イヤホンを2回連続押す
・通話開始/終了:イヤホンを2回連続押す
・通話拒否:着信時にイヤホンを2秒長押しする
・前の曲:(左側)イヤホンを2秒長押しする
・次の曲:(右側)イヤホンを2秒長押しする
・Siri起動:イヤホンを3回連続押す
・音量下げる:(左側)イヤホンを1回押す
・音量上げる:(右側)イヤホンを1回押す。音量が最大レベルに達すると、通知音が聞こえます。
ただ、ここで難点を発見。イヤホンについているボタンに凹凸がほとんど無く、クリックした感覚が全くないので、何回押したのかがわからなくなります。
これは慣れだと思うので、使っていくうちにストレスは無くなると思うのですが、はじめは練習が必要そうでした。
まとめ
Amazonで話題の低価格ワイヤレスをガチレビューしてみましたが、いかがでしょうか?
がっつり試した個人的な感想としては「大アリのアリ」です。3,000円でこの性能であれば、むしろお釣りが来るぐらいだと思います。
「ワイヤレスイヤホン、初めて買うけど高いよなぁ」なんて悩んでいる方に、ぜひオススメしたいです!