コロナの影響でおうち時間も増え、NetflixやAmazonプライムなどのサブスクで映画を観る人が増えたと思います。
私も映画鑑賞が趣味だった父の影響で子供の頃からよく自宅で楽しんでいました。今でも週末に必ず観るほど映画が大好きです。
そこで今回、この「NoBEST」で私のお気に入り映画を少しづつ紹介していきます(ネタバレを含みます、ご注意ください)。まずは、大好きすぎて何十回も観たアメリカのスーパーヒーロー映画『アベンジャーズ』です。
アベンジャーズシリーズは全4作品。第1作目はアベンジャーズが誕生した記念すべき作品です。アベンジャーズ以外にも、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の全26作品の最新時系列や、これだけは絶対に見てほしい作品も合わせて紹介していきたいと思います。
「アベンジャーズ」が誕生した記念すべき第1作目
「アベンジャーズシリーズ」はマーベル・スタジオ製作のスーパーヒーロー映画。
誰もが知ってるアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ハルク、ソー、ブラック・ウィドウ、ホークアイと出演メンバーだけでテンションが上がる作品です。シリーズが進むにつれて、スパイダーマン、ドクターストレンジ、ブラックパンサーなども登場。マーベルコミックファンにとってはもうたまりません!!
「アベンジャーズ」のあらすじ
神々の国アスガルドから宇宙空間に飛ばされたロキは、宇宙人種族チタウリのジ・アザーと手を組み、地球侵攻を企む。
一方地球では、国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.長官のニック・フューリーが、膨大なエネルギーを秘めた謎の物体「四次元キューブ(インフィニティストーン)」の研究を進めているエリック・セルヴィグ博士の研究施設を訪れる。そこに突然ワームホールが開き、ロキが現れる。ロキは杖を使い、セルヴィグ博士やクリント・バートン(ホークアイ)の心を操り、キューブを奪い施設から逃亡。
世界滅亡の危機を阻止するため、フューリーはヒーローたちによる最強チーム『アベンジャーズ』を結成することに。ナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)、ブルース・バナー博士(ハルク)、トニー・スターク(アイアンマン)、スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)に世界を救うよう説得した。
ロキを追跡してドイツに到着したアベンジャーズは、そこでロキと交戦。ロキはあっけ無く降参する。ロキを拘束後、輸送中に兄ソーが現れ、ロキに地球侵略を諦めるよう説得するが叶わず、仕方なくS.H.I.E.L.D.のヘリキャリアの中にある独房にロキを閉じ込めた。科学者であるバナー博士とトニーは、キューブ奪還のために位置特定を進める。
しかし、S.H.I.E.L.D.がキューブの秘められた力を利用しようとしていることを知ったアベンジャーズは対立し、仲間割れを起こす。その間、ロキに操られたバートンたちはヘリキャリアを襲撃。エンジンを爆破させられ操縦不能、バナー博士は爆破の影響で自我を失いハルクになり暴走、ソーは独房から抜け出したロキにハメられ独房ごと地上に投げ出された。さらにロキは、S.H.I.E.L.D.エージェントのコールソンを殺害しそのまま脱走。ハルクは暴走を続け地上へと落下してしまった。幸いにも、バートンはナターシャとの格闘の末、ロキのマインドコントロールから解放される。
コールソンの死をきっかけにアベンジャーズは結束し、ロキを止めるために再び立ち上がる。
ロキはキューブとセルヴィグ博士が作った装置を使ってスターク・タワーの真上にワームホールを開き、宇宙からチタウリの軍隊を呼び寄せ地球への攻撃を始める。
見たこともない宇宙からの侵略者の攻撃に苦戦するアベンジャーズ。激しい戦闘の末、ついにロキを追い詰め倒すことに成功。スターク・タワーの屋上に到達したナターシャは、マインドコントロールから目が覚めたセルヴィグ博士と共にロキの杖を使ってワームホールを閉じようと試みる。
一方、フューリーの上官たちはチタウリの侵略を止めるために核ミサイルを打ち込み、アベンジャーズ諸共、街を破壊することを決定していた。フューリー長官からその事実を聞かされたトニーは発射された核ミサイルをワームホールの先にいるチタウリの艦隊目掛けて方向を変え、見事母艦に命中させる。すると地上にいるチタウリの兵士たちが動かなくなり、ワームホールはナターシャの手で完全に閉じられた。アイアンマンスーツのパワー切れでトニーは猛スピードで落下するが、地上に激突する寸前でハルクが受け止める。膨大な被害を受けたニューヨークであったが、平和な日常を取り戻し、ソーはロキとキューブと共にアスガルドに帰っていった。
アベンジャーズメインキャラクター
ここからはアベンジャーズのメンバーを紹介していきます。
アイアンマン/トニー・スターク(ロバート・ダウニーJr.)
天才的な頭脳を持った発明家。大富豪の実業家でもあり、自ら開発したアイアンマンスーツで飛行や攻撃をします。MCUを時系列で観るのであれば「アイアンマン」は3作目になります。
アイアンマンのパワードスーツは映画「アイアンマン」「アベンジャーズ」を含め、回を重ねるごとに超進化をしていくので、そこも見どころです。発明家トニーの最新技術も見ていてワクワクします。
パワードスーツはなんと全部で51種類もあり、初代「マーク1」はガラクタを繋ぎ合わせた不格好なスーツでしたが、そこからレベルアップし、「マーク3」でよく知られている赤いパワードスーツになりました。MCUファンであれば一度は着てみたいですね。
キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)
第二次大戦中、極秘実験「スーパーソルジャー計画」によって国家究極の武器「キャプテン・アメリカ」へと生まれ変わります。この計画に関わっていたのが、トニー・スタークの父親であるハワード・スターク。キャプテンのコスチュームや、盾を開発したのもハワードです。事故でスティーブが氷漬けとなり冬眠状態になりますが、70年ぶりに眠りから目を覚まし、ファースト・アベンジャーズとして悪と戦い続けます。
キャプテンアメリカの中でも「シビル・ウォー」はぜひ観てほしい映画です。スティーブとトニーが対立し、アベンジャーズが分裂。ラストのキャプテン・アメリカとアイアンマンの真剣勝負には目を奪われます。
ハルク/ブルース・バナー(マーク・ラファロ)
天才物理学者のバナーが実験中に大量のガンマ線を全身に浴びてしまい、「怒り」の感情を感じると全身緑色の巨大なモンスターハルクへと変身してしまいます。すごく強いのですが、ハルクに変身してしまうとバナーの意識が消えてしまうので、気を失うまで暴れ続けます。
ちなみに、バナー博士が行っていた実験は、キャプテン・アメリカが誕生した実験でもある兵士強化実験です。
2003年に映画「ハルク」が公開されましたが、アベンジャーズシリーズに続く作品は2008年に公開された『インクレディブル・ハルク』の方なのでお間違いなく。
ソー(クリス・ヘムズワース)
別宇宙にある神の国・アスガルド出身。「ムジョルニア」とういう雷のパワーを自在に操ることができるハンマーで戦います。父はアスガルドの王オーディン、悪戯神であるロキが弟です。
ソーが持っているムジョルニアは「選ばれし者」しか持てない特殊なものなのですが、最終作「アベンジャーズ/エンドゲーム」であのキャラクターが持ち上げちゃうんです。ここはエンドゲームの記事でまたご紹介しますね。
映画「マイティ・ソー」は全3作品。2022年に第4作目となる「ソー/ラブ・アンド・サンダー」が公開予定です。クリス・ヘムズワースがソーを演じるのは3作目までと噂で耳にしたので、キャストが総入れ替えになるのではないかとヒヤヒヤしていましたが、4作目でも主演を務めるそうなので公開が楽しみです。
ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)
元はロシアのスパイで暗殺者。格闘技、狙撃、スパイの訓練を積んでおり、現在はS.H.I.E.L.D.のエージェントです。他のアベンジャーズメンバーと違い、特殊脳力もスーツもありませんが、戦闘能力はトップレベル。銃弾を至近距離で回避できるほどの身体能力を持っています。個人的にパワー抜きにしたらアベンジャーズの中ではナターシャが一番強いのではないかと思います。
2021年7月9日には映画「ブラック・ウィドウ」も公開されます。舞台は「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」直後の話なので、映画を観る前にシビル・ウォーを観ることをおすすめします。
ホークアイ/クリント・バートン(ジェレミー・レナー)
シールドのエージェントであり、最強のスナイパー。元々はサーカス団のカーニバルに入団し、そこで弓矢の腕を磨き上げスターとなり、「世界で最高の射手」としてホークアイと呼ばれるようになりました。
アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ハルク、ソー、ブラック・ウィドウときたのでホークアイの映画も公開するのかな!?と期待していましたが、まさかのDisney+向けのドラマシリーズだそうです。なんでホークアイだけ映画ではないのだろうとショックですが、エンドゲーム後の世界ということでドラマも期待大です。
MCUを時系列で観るには?2021年最新情報を紹介
アベンジャーズシリーズを観るだけでも十分楽しめますが、私が本当におすすめしたいのがMCU作品を時系列で観ることです。公開予定のものも含めると全26作品あります(公開予定の映画はあらすじを読んで私が時系列は仮定しました)。
①キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー
②キャプテン・マーベル
③アイアンマン
④アイアンマン2
⑤インクレディブル・ハルク
⑥マイティ・ソー
⑦アベンジャーズ
⑧アイアンマン3
⑨マイティ・ソー/ダーク・ワールド
⑩キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
⑪ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
⑫アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
⑬ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
⑭アントマン
⑮シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
⑯ブラック・ウィドウ(2021年公開予定)
⑰ドクター・ストレンジ
⑱スパイダーマン・ホームカミング
⑲ブラックパンサー
⑳マイティ・ソー バトルロイヤル
㉑アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
㉒アントマン&ワスプ
㉓アベンジャーズ/エンドゲーム
㉔ドクターストレンジ2(2022年公開予定)
㉕ソー/ラブ・アンド・サンダー(2022年公開予定)
㉖スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム
全部観るのはなかなかの根気が必要にはなりますが、全て観る価値はあります!
「アベンジャーズ」と合わせて見たい!MCUのおすすめ映画
「全部見る時間なんてないよ」という方のために、これだけは見てほしい作品をピックアップしました。もちろん、アベンジャーズシリーズだけ見ても十分オッケーですが、さらに楽しむためにいくつかご紹介します。
マイティ・ソー(2011年公開)
「マイティ・ソー」では、ソーとロキの関係や、アベンジャーズとロキの争いの元となった「四次元キューブ」についても触れています。アベンジャーズではいきなりソーが登場し、ロキにアスガルドに戻るよう説得しますが、その背景なども「マイティ・ソー」ではしっかり描かれています。
アベンジャーズに直接繋がる話なので、ぜひ見ていただきたい映画です。何よりもソーがかっこいい。かっこよすぎて何回見ても痺れます。さらにキャストには、ヴァナヘイム出身の戦士として日本人の浅野忠信も出演しています。
シビルウォー/キャプテンアメリカ(2016年公開)
「マイティ・ソー」を見たあとは「アベンジャーズ」⇨「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」そして「シビルウォー/キャプテンアメリカ」をぜひ見てほしいです。
タイトルがキャプテンアメリカですが、ほぼアベンジャーズと言って良いと思います。
- スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)
- トニー・スターク(アイアンマン)
- ナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)
- クリント・バートン(ホークアイ)
- ティ・チャラ(ブラックパンサー)
- ヴィジョン
- ワンダ・マキシモフ(スカーレット・ウィッチ)
- スコット・ラング(アントマン)
- ピーター・パーカー(スパイダーマン)
- サム・ウィルソン(ファルコン)
- ローディ(ウォーマシン)
- バッキー(ウィンター・ソルジャー)
これだけのメンバーが揃っていて、さらにトニー側とスティーブ側で分裂してしまうのですが、そのアクションシーンも見どころです。仲間だからこそお互いの手の内を分かっていての戦いなので、これまでの戦闘シーンとはまた違った見方で楽しめます。
ラストはアイアンマンとキャプテン・アメリカの一騎打ち。スティーブは敗北寸前まで追い詰められますが、パワードスーツの原動力であるリアクターを盾で破壊し、勝利します。しかし、トニーは「父の作った盾をお前が持つ資格はない」と叫ぶと、スティーブは盾をその場に置き去っていきました。最悪の状態で別れることになったアベンジャーズがどうなるのか、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」そして「アベンジャーズ/エンドゲーム」へと続きます。
まとめ
今回は映画「アベンジャーズ」の見どころと、MCU全作品を時系列でご紹介しました。
MCUの作品は本当にたくさんあり、映画だけなくオリジナルドラマも含めると全て見るのはかなり時間がかかります。
まずは、アベンジャーズから見て「面白い!」と思えば次作を見たり、アベンジャーズに続く前作から見たりと楽しみ方は何通りもあるので、これを機にぜひMCUを見ながらおうち時間を楽しんでみてくださいね。