冬だから飲みたい!ホッとするおすすめのコーヒーをご紹介!

冬になるとついつい温かい飲み物が恋しくなりませんか。日頃の生活で飲むコーヒーも寒い冬にはホッとできる飲み物の一つです。

近年は昔と違って、エスプレッソを使った海外ならではのコーヒーを作るカフェを多く見かけるようになりました。それと同時に日本でも「コーヒー」だけでブラックコーヒーだった時と比べて、コーヒーの名前が増えています。本格的なコーヒー専門店のカフェに訪れると、知らないコーヒーの名前があると感じる人もいるのではないでしょうか。

今回は寒い冬だからこそ普段より美味しい、オススメしたいコーヒーを紹介していきます!

コーヒーは寒い冬だからこそ相性がいい?

ホットコーヒー
ホットコーヒー

コーヒーの消費量は夏より冬の方が多いというのをご存知でしょうか。コーヒーが一番美味しく感じる温度は68°〜70°、温かい飲み物が美味しいと感じる温度は60°〜70°と言われています。寒い冬に頼む温かいコーヒーは、味や気温と共にベストな状態です。

またコーヒーは精神を落ち着かせてくれる効果のみでなく、疲労回復効果や眠気を覚ましなど様々な作用があります。朝の目覚めの一杯や勉強や仕事のお供として冬の温かい飲み物として最適なのです。

ホッと一息つける冬におすすめのコーヒー

カフェでコーヒーを飲もうと思った時に、冬だからこそ体が温まるコーヒーでホッとひと息つきませんか

ミルクを使ったコーヒーはブラックコーヒーより飲んだ後にミルクの温かさが体に浸透します。寒いからこそ温かい飲み物は夏より美味しく感じる理由の一つです。

もちろんブラックコーヒーも美味しいコーヒーの飲み方ですが、今回は冬におすすめのミルクコーヒーを紹介していきます。

フラットホワイト

フラットホワイト
フラットホワイト

オーストラリアとニュージーランドではみんなが口を揃えて注文しているのではないのか?と思うくらいに一番ポピュラーなコーヒーがフラットホワイトです。日本でもメルボルンやウェリントンでのワーホリ経験者がカフェを経営している場所では飲むことができます。

フラットホワイトは抽出したエスプレッソに、スチームして温めたミルクに少しのミルクフォームを乗せたコーヒーで、ラテよりコーヒーならではの苦味を感じます。全体的にはミルク感が強すぎず、エスプレッソの苦味とマッチして飲みやすいです。ブラックコーヒーでもなく、ミルキーなコーヒーでもないという気分の人にはおすすめです。

カフェラテ

カフェラテ
カフェラテ

コンビニやカフェでカフェラテを一度は見かけたことがあるのではないでしょうか。エスプレッソにミルクの代表的な飲み物で、ミルキーなコーヒーです。どれくらいミルキーかというと、エスプレッソとミルクが2:8の割合で作られています。

フラットホワイトと似ていますが、エスプレッソに対してミルクの量とフォームの割合が多く、ミルク感が強いことが特徴です。コーヒーの苦味が苦手な人が最初に飲むとコーヒー感に親しみやすいかと思います。

カプチーノ

カプチーノ
カプチーノ

カプチーノはミルクフォームが多いというイメージしている人は正解です。エスプレッソとミルクとミルクフォームが1:1:1の割合で作られています。ミルクが少ない分コーヒーの苦味を感じつつも、ミルクのフォームによる食感を感じられます

自分で温めたミルクではなく、カフェならではのスチームしたミルクのフォームをふんだんに堪能できるため、しっかりとしたコーヒーの味とミルクのフワフワ感を楽しめます。いつもと違うコーヒーを楽しみたいという人におすすめです。

少し余談ですが、国によってはカプチーノを頼むとチョコレートかシナモンをフォームの上にかけるなど様々なスタイルがあります。

モカチーノ(モカ)

モカ
モカチーノ(モカ)

モカチーノはカプチーノと名前が似ていますが、カプチーノにチョコレートが加わったコーヒーです。コーヒーは苦いから苦手という人にはおすすめで、チョコレートの甘みが加わるので苦味を強く感じることはありません。コーヒーと糖分のチョコを両方同時に摂取できるという幸せのコーヒーです。

特にチョコは体を温める効果があるため、モカチーノは寒い冬には打って付けのコーヒーです。カフェによってチョコレートのパウダーを使ったりチョコバーを使ったりなど作り方は様々です。疲れた時にホッと一息つくタイミングで飲んでみてはいかがでしょうか?

カフェオレ

カフェオレ
カフェオレ

日本でもおなじみのカフェオレはカフェラテと勘違いしてしまう人が多くいます。カフェオレはドリップコーヒーにミルクを加えたコーヒーで、コーヒーの抽出方法が異なります。苦味が強いコーヒーが苦手な人、口当たりの軽めなコーヒーが欲しい人におすすめです。

カフェのメニューにない場合は、バッチブリューに温かいミルクを加えて欲しいということを伝えるとカフェオレを楽しめます。余談ですが、コーヒーの苦味はエスプレッソより少ないにもかかわらず、カフェインはこちらの方が多く含まれています。コーヒーの苦味=カフェインの多さではありません

コーヒーが苦手な人でも頼めるカフェのホットドリンク

コーヒー専門店のカフェに行くとコーヒーを頼まないといけないと緊張しますが、実際のところはそうでもありません。カフェならではのカフェイン無しのものを注文できます。

では体を温めてくれる冬にとっておきのカフェのホットドリンクは何かをここから紹介していきます。

チャイラテ

チャイラテ
チャイラテ

「チャイ」と聞くとインドのお茶をイメージしますが、半分正解です。インドの「チャイ(お茶)」のベースにスチームしたミルクを混ぜて作ったものをチャイラテと呼びます。近年はあらかじめ作ったチャイの粉やシロップから作ったり、チャイを煮出してからミルクを加える方法で作られています。

チャイの原料は茶葉、生姜、カルダモン、シナモン、砂糖、スパイスなど体を温めてくれる材料がたくさん含まれています。味はスパイスが強く効いたものから、バニラを加えて甘くしたものまでチャイの作り方次第で様々です。

体を芯から温めてくれるため、冬に打って付けのホットドリンクです。チャイラテを飲んだことがない人は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

ホットチョコレート

ホットチョコレート
ホットチョコレート

ヨーロッパでは冬になるととても寒くなるため、体を温めるためにホットチョコレートを飲む人がたくさんいます。また、オーストラリアやニュージーランドでもホットチョコレートはカフェの飲み物として年中人気です。チョコレートとスチームしたミルクを混ぜてつくります

チョコとミルクなので甘い飲み物にはなりますが、私たちの体を温めてくれるとっておきのホットドリンクです。疲れた時や寒さを和らげたいという時にカフェによってホットチョコレートでホッとしてみませんか?

温かいコーヒーで寒い冬を乗り切ろう!

「コーヒー」と頼むとブレンドのドリップコーヒーというイメージだった時と違い、世界の様々なコーヒーが日本でも取り入れられて変わってきました。

苦いものが苦手でコーヒーを飲まなかった人も、自分好みのコーヒーを見つけることで新たなお気に入りの飲み物になるかもしれません。

寒い冬を乗り越えるためにも、自分のお気に入りのコーヒー片手にホッとしたひと時を過ごしてみませんか?

冬のコーヒーおすすめのお店

最後に冬のコーヒーが美味しいお店を紹介させていただきます。東京はもちろん、全国に店舗のあるコーヒーショップ、またそれぞれオンラインストアがありますので、ぜひ一度自宅で美味しいコーヒーを楽しんでみてください。

LIGHT UP COFFEE(東京・吉祥寺、下北沢)

COFFEE VALLEY(東京・池袋)

ALL PRESS(全国111箇所)

この記事を書いた人

かわもん

ニュージーランド在住のバリスタライター。
コーヒーと山と自然が生活の基盤です。